【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期の智頭急行智頭線 (上郡駅~石井駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.4万円/坪(3.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -46.2%( -8.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -28.6%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 37.8年(昨年 37.4年から +1.1 %増)。平均土地面積は 146.0 坪 (昨年 108.9 坪から +34.0 %増)。平均建物面積は 64.7 坪 (昨年 42.4 坪から +52.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。佐用駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは佐用駅で昨年に比べ +71.9 %、坪単価は 20.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(佐用駅)は +71.9 %(坪単価 +8.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(上郡駅)は -62.6 %(坪単価 -14.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 % → 2022年 20.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 25.2 分 → 2022年 57.2 分、+127.3 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 40.0 % → 2022年 60.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった佐用駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.7万円/坪(6.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +71.9%( +8.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上郡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.8万円/坪(2.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -62.6%( -14.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
智頭急行智頭線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
上郡駅 | 8.8万/坪 (44.0年/140坪) | 23.6万/坪 (37.4年/114坪) | 10.3万/坪 (37.9年/129坪) |
苔縄駅 | - | - | - |
河野原円心駅 | - | - | - |
久崎駅 | - | 5.0万/坪 (0年/66.6坪) | - |
佐用駅 | 12.0万/坪 (0年/127坪) | 24.3万/坪 (29.5年/191坪) | |
平福駅 | 4.7万/坪 (29.0年/163坪) | - | - |
石井駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
佐用駅 20.7 万/坪(昨年同期比 +71.9 %)
佐用駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.7万円/坪(6.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +71.9%( +8.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均建物面積は 121.0 坪 (昨年 16.6 坪から +627.3 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 16.0 分 → 2022年 11.0 分、-31.2 %と大きく減少)
上郡駅 8.8 万/坪(昨年同期比 -62.6 %)
上郡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.8万円/坪(2.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -62.6%( -14.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 44.0年(昨年 37.4年から +17.6 %増)。平均土地面積は 140.2 坪 (昨年 113.7 坪から +23.2 %増)。平均建物面積は 32.3 坪 (昨年 43.9 坪から -26.4 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 37.4 年 → 2022年 44.0 年、+17.6 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 32.5 分 → 2022年 51.7 分、+59.0 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 40.0 % → 2022年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示