【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜6月期のJR筑肥西線 (山本駅~伊万里駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.1万円/坪(13.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +11.1%( +4.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 13 件(1年前(2023年)に比べて -45.8%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.9年(昨年 29.6年から -22.7 %減)。平均土地面積は 125.8 坪 (昨年 130.8 坪から -3.9 %減)。平均建物面積は 52.9 坪 (昨年 53.4 坪から -0.9 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。伊万里駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは上伊万里駅で昨年に比べ +129.8 %、坪単価は 76.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(上伊万里駅)は +129.8 %(坪単価 +42.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(山本駅)は -49.5 %(坪単価 -21.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 29.6 年 → 2024年 22.9 年、-22.7 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 30.9 分 → 2024年 19.8 分、-36.1 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 15.0 % → 2024年 40.0 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 4.2 % → 2024年 15.4 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった上伊万里駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 76.0万円/坪(23.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +129.8%( +42.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった山本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.5万円/坪(6.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -49.5%( -21.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。
JR筑肥西線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
山本駅 | 21.5万/坪 (35.1年/159坪) | 42.5万/坪 (26.9年/121坪) | 43.8万/坪 (21.5年/98.3坪) |
肥前久保駅 | - | 0.5万/坪 (42.0年/178坪) | 12.7万/坪 (42.5年/103坪) |
西相知駅 | - | - | 33.1万/坪 (22.0年/81.7坪) |
駒鳴駅 | - | - | - |
大川野駅 | - | - | 22.5万/坪 (24.3年/172坪) |
桃川駅 | - | 4.7万/坪 (0年/136坪) | 3.4万/坪 (55.8年/139坪) |
金石原駅 | - | - | - |
上伊万里駅 | 76.0万/坪 (1.0年/191坪) | 33.1万/坪 (35.8年/99.8坪) | 15.5万/坪 (40.1年/105坪) |
伊万里駅 | 59.1万/坪 (20.4年/87.2坪) | 44.1万/坪 (27.9年/138坪) | 38.1万/坪 (35.0年/117坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
上伊万里駅 76.0 万/坪(昨年同期比 +129.8 %)
上伊万里駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 76.0万円/坪(23.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +129.8%( +42.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 1.0年(昨年 35.8年から -97.2 %減)。平均土地面積は 190.6 坪 (昨年 99.8 坪から +90.9 %増)。平均建物面積は 90.8 坪 (昨年 28.7 坪から +215.8 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 35.8 年 → 2024年 1.0 年、-97.2 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 56.7 分 → 2024年 2.0 分、-96.5 %と大きく減少)
山本駅 21.5 万/坪(昨年同期比 -49.5 %)
山本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.5万円/坪(6.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -49.5%( -21.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 35.1年(昨年 26.9年から +30.7 %増)。平均土地面積は 159.1 坪 (昨年 121.3 坪から +31.2 %増)。平均建物面積は 70.1 坪 (昨年 23.9 坪から +193.2 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 37.7 分 → 2024年 21.0 分、-44.2 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 % → 2024年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 26.9 年 → 2024年 35.1 年、+30.7 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示