【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜6月期の松浦鉄道 (有田駅~浦ノ崎駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.0万円/坪(16.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +43.7%( +16.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2023年)に比べて -69.7%( -23件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.8年(昨年 32.1年から -22.9 %減)。平均土地面積は 132.8 坪 (昨年 139.5 坪から -4.8 %減)。平均建物面積は 33.9 坪 (昨年 73.0 坪から -53.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。伊万里駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは伊万里駅で昨年に比べ +34.0 %、坪単価は 59.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(伊万里駅)は +34.0 %(坪単価 +15.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(東山代駅)は -60.3 %(坪単価 -19.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 32.1 年 → 2024年 24.8 年、-22.9 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 3.0 % → 2024年 10.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった伊万里駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.1万円/坪(17.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +34.0%( +15.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて -53.8%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東山代駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.8万円/坪(3.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -60.3%( -19.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
松浦鉄道 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
有田駅 | - | 18.0万/坪 (42.9年/166坪) | 4.2万/坪 (58.8年/72.6坪) |
三代橋駅 | - | - | 58.1万/坪 (22.7年/109坪) |
黒川駅 | - | 108万/坪 (0.5年/69.6坪) | 26.1万/坪 (28.3年/197坪) |
蔵宿駅 | 36.8万/坪 (21.0年/245坪) | - | - |
西有田駅 | - | 10.2万/坪 (0年/54.5坪) | - |
大木駅 | - | - | - |
山谷駅 | - | - | - |
夫婦石駅 | - | 15.9万/坪 (43.3年/333坪) | - |
金武駅 | - | 25.4万/坪 (48.9年/182坪) | - |
川東駅 | - | 137万/坪 (0年/78.7坪) | 22.0万/坪 (48.5年/43.5坪) |
伊万里駅 | 59.1万/坪 (20.4年/87.2坪) | 44.1万/坪 (27.9年/138坪) | 38.1万/坪 (35.0年/117坪) |
東山代駅 | 12.8万/坪 (42.0年/213坪) | 32.2万/坪 (35.8年/138坪) | - |
里駅 | - | 2.7万/坪 (0年/148坪) | 36.8万/坪 (0年/75.6坪) |
楠久駅 | - | 15.8万/坪 (51.8年/75.6坪) | 51.7万/坪 (32.8年/66.6坪) |
鳴石駅 | - | - | |
久原駅 | - | - | - |
波瀬駅 | - | - | - |
浦ノ崎駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
伊万里駅 59.1 万/坪(昨年同期比 +34.0 %)
伊万里駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.1万円/坪(17.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +34.0%( +15.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて -53.8%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 20.4年(昨年 27.9年から -26.7 %減)。平均土地面積は 87.2 坪 (昨年 138.3 坪から -36.9 %減)。平均建物面積は 29.5 坪 (昨年 72.3 坪から -59.2 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 27.9 年 → 2024年 20.4 年、-26.7 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2023年 25.4 分 → 2024年 21.5 分、-15.3 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 15.4 % → 2024年 50.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2023年 30.8 % → 2024年 33.3 %)
東山代駅 12.8 万/坪(昨年同期比 -60.3 %)
東山代駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.8万円/坪(3.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -60.3%( -19.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 42.0年(昨年 35.8年から +17.5 %増)。平均土地面積は 213.3 坪 (昨年 138.1 坪から +54.4 %増)。平均建物面積は 47.6 坪 (昨年 64.0 坪から -25.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 14.7 分 → 2024年 6.0 分、-59.1 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 66.7 % → 2024年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 35.8 年 → 2024年 42.0 年、+17.5 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示