【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年4月〜6月期の松浦鉄道 (有田駅~浦ノ崎駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.4万円/坪(10.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +54.8%( +12.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2020年)に比べて +62.5%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 31.5年(昨年 25.3年から +24.7 %増)。平均土地面積は 105.8 坪 (昨年 141.4 坪から -25.2 %減)。平均建物面積は 40.5 坪 (昨年 52.2 坪から -22.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。三代橋駅、川東駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは伊万里駅で昨年に比べ +110.4 %、坪単価は 49.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(伊万里駅)は +110.4 %(坪単価 +26.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(有田駅)は -59.9 %(坪単価 -8.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 38.5 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 12.5 % → 2021年 15.4 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 25.3 年 → 2021年 31.5 年、+24.7 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 38.5 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった伊万里駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.6万円/坪(15.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +110.4%( +26.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった有田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.4万円/坪(1.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -59.9%( -8.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
松浦鉄道 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
有田駅 | 5.4万/坪 (46.3年/30.3坪) | 13.5万/坪 (29.6年/92.8坪) | 52.9万/坪 (27.9年/135坪) |
三代橋駅 | 21.5万/坪 (28.3年/254坪) | 12.0万/坪 (22.3年/393坪) | - |
黒川駅 | 50.6万/坪 (48.3年/60.5坪) | - | 13.9万/坪 (46.3年/260坪) |
蔵宿駅 | - | - | - |
西有田駅 | - | - | 58.3万/坪 (22.3年/52.9坪) |
大木駅 | - | 59.8万/坪 (0.25年/93.8坪) | - |
山谷駅 | - | - | - |
夫婦石駅 | - | - | - |
金武駅 | - | - | 14.8万/坪 (39.3年/112坪) |
川東駅 | 28.4万/坪 (40.8年/81.7坪) | 23.3万/坪 (22.3年/121坪) | 33.1万/坪 (48.3年/109坪) |
伊万里駅 | 49.6万/坪 (19.4年/96.8坪) | 23.6万/坪 (34.3年/123坪) | 28.2万/坪 (35.3年/161坪) |
東山代駅 | - | - | - |
里駅 | - | - | - |
楠久駅 | 6.2万/坪 (60.3年/31.8坪) | - | - |
鳴石駅 | - | - | - |
久原駅 | - | - | - |
波瀬駅 | - | - | - |
浦ノ崎駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
伊万里駅 49.6 万/坪(昨年同期比 +110.4 %)
伊万里駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.6万円/坪(15.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +110.4%( +26.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 19.4年(昨年 34.3年から -43.3 %減)。平均土地面積は 96.8 坪 (昨年 122.5 坪から -21.0 %減)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 46.9 坪から -22.6 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 34.3 年 → 2021年 19.4 年、-43.3 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2020年 26.5 分 → 2021年 22.0 分、-17.0 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 33.3 %)
有田駅 5.4 万/坪(昨年同期比 -59.9 %)
有田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.4万円/坪(1.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -59.9%( -8.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 46.3年(昨年 29.6年から +56.3 %増)。平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 92.8 坪から -67.4 %減)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 39.3 坪から -15.4 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 29.6 年 → 2021年 46.3 年、+56.3 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示