【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年10月〜12月期の京阪京津線 (御陵駅~四宮駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.5万円/坪(16.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -26.4%( -19.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 38.7年(昨年 28.5年から +35.8 %増)。平均土地面積は 42.8 坪 (昨年 36.7 坪から +16.5 %増)。平均建物面積は 30.4 坪 (昨年 28.1 坪から +8.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。御陵駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは御陵駅で昨年に比べ +11.1 %、坪単価は 73.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(御陵駅)は +11.1 %(坪単価 +7.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(四宮駅)は -63.1 %(坪単価 -57.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 18.2 % → 2020年 18.2 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 28.5 年 → 2020年 38.7 年、+35.8 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 9.4 分 → 2020年 12.0 分、+28.2 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 36.4 % → 2020年 63.6 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった御陵駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 73.6万円/坪(22.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +11.1%( +7.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2019年)に比べて -14.3%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった四宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.8万円/坪(10.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -63.1%( -57.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
京阪京津線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
御陵駅 | 73.6万/坪 (41.3年/60.8坪) | 66.2万/坪 (32.5年/36.7坪) | 66.2万/坪 (25.6年/35.4坪) |
京阪山科駅 | - | - | - |
四宮駅 | 33.8万/坪 (35.6年/21.2坪) | 91.6万/坪 (21.5年/36.7坪) | 56.2万/坪 (35.8年/21.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
御陵駅 73.6 万/坪(昨年同期比 +11.1 %)
御陵駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 73.6万円/坪(22.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +11.1%( +7.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2019年)に比べて -14.3%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 41.3年(昨年 32.5年から +27.1 %増)。平均土地面積は 60.8 坪 (昨年 36.7 坪から +65.4 %増)。平均建物面積は 38.1 坪 (昨年 27.9 坪から +36.6 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 32.5 年 → 2020年 41.3 年、+27.1 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 42.9 % → 2020年 66.7 %)
四宮駅 33.8 万/坪(昨年同期比 -63.1 %)
四宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.8万円/坪(10.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -63.1%( -57.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 35.6年(昨年 21.5年から +65.3 %増)。平均土地面積は 21.2 坪 (昨年 36.7 坪から -42.3 %減)。平均建物面積は 21.2 坪 (昨年 28.4 坪から -25.3 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 % → 2020年 20.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 21.5 年 → 2020年 35.6 年、+65.3 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 9.2 分 → 2020年 14.2 分、+53.5 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 % → 2020年 60.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示