【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年7月〜9月期の近鉄鳥羽線 (宇治山田駅~鳥羽駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.6万円/坪(7.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -40.7%( -16.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2022年)に比べて -41.7%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 46.0年(昨年 26.2年から +75.7 %増)。平均土地面積は 75.2 坪 (昨年 136.0 坪から -44.7 %減)。平均建物面積は 30.7 坪 (昨年 49.9 坪から -38.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(五十鈴川駅)は -31.2 %(坪単価 -19.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鳥羽駅)は -99.9 %(坪単価 -104.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 45.5 % → 2023年 28.6 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 26.2 年 → 2023年 46.0 年、+75.7 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 24.4 分 → 2023年 45.7 分、+87.2 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 18.2 % → 2023年 71.4 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった五十鈴川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.6万円/坪(13.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -31.2%( -19.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった鳥羽駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.07万円/坪(0.02万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -99.9%( -104.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
近鉄鳥羽線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
宇治山田駅 | 11.4万/坪 (53.9年/89.7坪) | 40.0万/坪 (28.0年/124坪) | 21.4万/坪 (39.7年/70.1坪) |
五十鈴川駅 | 43.6万/坪 (44.2年/68.1坪) | 63.4万/坪 (8.5年/63.5坪) | - |
朝熊駅 | - | 9.7万/坪 (37.2年/199坪) | - |
池の浦駅 | - | - | - |
鳥羽駅 | 0.07万/坪 (27.5年/52.9坪) | 105万/坪 (-0.50年/103坪) | 2.0万/坪 (66.6年/33.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
五十鈴川駅 43.6 万/坪(昨年同期比 -31.2 %)
五十鈴川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.6万円/坪(13.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -31.2%( -19.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 44.2年(昨年 8.5年から +419.4 %増)。平均土地面積は 68.1 坪 (昨年 63.5 坪から +7.1 %増)。平均建物面積は 30.8 坪 (昨年 36.3 坪から -15.3 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 8.5 年 → 2023年 44.2 年、+419.4 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 16.0 分 → 2023年 23.0 分、+43.8 %と大きく増加)
鳥羽駅 0.1 万/坪(昨年同期比 -99.9 %)
鳥羽駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.07万円/坪(0.02万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -99.9%( -104.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 27.5年(昨年 -0.5年から -5649.7 %減)。平均土地面積は 52.9 坪 (昨年 102.9 坪から -48.5 %減)。平均建物面積は 15.1 坪 (昨年 36.3 坪から -58.3 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 -0.5 年 → 2023年 27.5 年、-5649.7 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 11.0 分 → 2023年 120.0 分、+990.9 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示