【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年10月〜12月期の近鉄鳥羽線 (宇治山田駅～鳥羽駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.7万円/坪(7.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -29.8％( -10.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2021年)に比べて -25.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 40.6年(昨年 31.3年から +29.6 ％増)。平均土地面積は 63.8 坪 (昨年 47.1 坪から +35.5 ％増)。平均建物面積は 32.3 坪 (昨年 31.0 坪から +4.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(宇治山田駅)は +495.8 ％(坪単価 +37.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(五十鈴川駅)は -71.0 ％(坪単価 -44.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 28.6 ％ → 2022年 16.7 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 31.3 年 → 2022年 40.6 年、+29.6 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 13.5 分 → 2022年 34.3 分、+154.3 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 42.9 ％ → 2022年 66.7 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宇治山田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.9万円/坪(13.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +495.8％( +37.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった五十鈴川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.4万円/坪(5.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -71.0％( -44.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 近鉄鳥羽線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 宇治山田駅 | 44.9万/坪 (18.8年/63.5坪) | 7.5万/坪 (51.3年/22.7坪) | 54.6万/坪 (21.0年/77.6坪) |
| 五十鈴川駅 | 18.4万/坪 (53.3年/71.1坪) | 63.2万/坪 (28.8年/74.1坪) | - |
| 朝熊駅 | 9.9万/坪 (44.8年/46.9坪) | - | - |
| 池の浦駅 | 12.0万/坪 (54.8年/66.6坪) | - | - |
| 鳥羽駅 | - | 25.6万/坪 (15.3年/36.3坪) | 6.6万/坪 (0年/18.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
宇治山田駅 44.9 万/坪(昨年同期比 +495.8 ％)
宇治山田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.9万円/坪(13.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +495.8％( +37.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 18.8年(昨年 51.3年から -63.4 ％減)。平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 22.7 坪から +180.0 ％増)。平均建物面積は 38.6 坪 (昨年 25.7 坪から +50.0 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 51.3 年 → 2022年 18.8 年、-63.4 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 4.5 分 → 2022年 63.0 分、+1300.0 ％と大きく増加)
五十鈴川駅 18.4 万/坪(昨年同期比 -71.0 ％)
五十鈴川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.4万円/坪(5.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -71.0％( -44.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 53.3年(昨年 28.8年から +85.2 ％増)。平均土地面積は 71.1 坪 (昨年 74.1 坪から -4.1 ％減)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 35.3 坪から +20.0 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 28.8 年 → 2022年 53.3 年、+85.2 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 14.7 分 → 2022年 24.0 分、+63.6 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 ％ → 2022年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示