【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年4月〜6月期の近鉄鳥羽線 (宇治山田駅~鳥羽駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.0万円/坪(6.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -65.3%( -41.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて -30.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 48.1年(昨年 38.7年から +24.5 %増)。平均土地面積は 111.7 坪 (昨年 63.2 坪から +76.7 %増)。平均建物面積は 145.5 坪 (昨年 56.8 坪から +156.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。宇治山田駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは鳥羽駅で昨年に比べ -79.2 %、坪単価は 2.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(宇治山田駅)は -15.6 %(坪単価 -4.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鳥羽駅)は -79.2 %(坪単価 -8.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 34.0 分 → 2022年 10.7 分、-68.5 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 37.5 % → 2022年 16.7 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 38.7 年 → 2022年 48.1 年、+24.5 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 83.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった五十鈴川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.8万円/坪(12.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -62.4%( -71.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった鳥羽駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.3万円/坪(0.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -79.2%( -8.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
近鉄鳥羽線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
宇治山田駅 | 21.7万/坪 (48.3年/69.6坪) | 25.7万/坪 (38.8年/35.7坪) | 39.5万/坪 (1.3年/44.4坪) |
五十鈴川駅 | 42.8万/坪 (41.3年/70.3坪) | 114万/坪 (37.6年/90.8坪) | 79.6万/坪 (28.8年/86.2坪) |
朝熊駅 | - | - | - |
池の浦駅 | - | - | - |
鳥羽駅 | 2.3万/坪 (54.3年/363坪) | 11.2万/坪 (41.3年/90.8坪) | 33.7万/坪 (27.8年/62.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
宇治山田駅 21.7 万/坪(昨年同期比 -15.6 %)
宇治山田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.7万円/坪(6.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -15.6%( -4.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -20.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 48.3年(昨年 38.8年から +24.5 %増)。平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 35.7 坪から +94.9 %増)。平均建物面積は 83.2 坪 (昨年 35.5 坪から +134.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 52.0 分 → 2022年 8.2 分、-84.1 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 % → 2022年 25.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 38.8 年 → 2022年 48.3 年、+24.5 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 75.0 %)
鳥羽駅 2.3 万/坪(昨年同期比 -79.2 %)
鳥羽駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.3万円/坪(0.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -79.2%( -8.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 54.3年(昨年 41.3年から +31.5 %増)。平均土地面積は 363.0 坪 (昨年 90.8 坪から +300.0 %増)。平均建物面積は 514.3 坪 (昨年 187.6 坪から +174.2 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 41.3 年 → 2022年 54.3 年、+31.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 4.0 分 → 2022年 13.0 分、+225.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示