【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年7月〜9月期の近鉄鈴鹿線 (伊勢若松駅~平田町駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.5万円/坪(21.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +26.4%( +15.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(1年前(2022年)に比べて -31.8%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.1年(昨年 29.2年から -10.6 %減)。平均土地面積は 81.5 坪 (昨年 135.6 坪から -39.9 %減)。平均建物面積は 38.6 坪 (昨年 79.6 坪から -51.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。
上位 1 駅(平田町駅)は +116.0 %(坪単価 +43.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鈴鹿市駅)は +3.1 %(坪単価 +2.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2022年 29.2 年 → 2023年 26.1 年、-10.6 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 10.0 % → 2023年 20.0 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 55.0 % → 2023年 40.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 20.0 % → 2023年 26.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった平田町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 81.2万円/坪(24.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +116.0%( +43.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2022年)に比べて -25.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった鈴鹿市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.3万円/坪(20.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +3.1%( +2.0万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて -42.9%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
近鉄鈴鹿線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
伊勢若松駅 | 29.6万/坪 (30.5年/49.9坪) | - | 75.6万/坪 (0.5年/62.0坪) |
柳駅 | 46.8万/坪 (21.5年/56.0坪) | - | - |
鈴鹿市駅 | 66.3万/坪 (22.3年/56.3坪) | 64.3万/坪 (19.4年/131坪) | 60.7万/坪 (14.2年/50.8坪) |
三日市駅 | - | 102万/坪 (28.5年/249坪) | 58.9万/坪 (8.5年/142坪) |
平田町駅 | 81.2万/坪 (27.9年/101坪) | 37.6万/坪 (36.3年/110坪) | 73.5万/坪 (9.9年/59.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
平田町駅 81.2 万/坪(昨年同期比 +116.0 %)
平田町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 81.2万円/坪(24.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +116.0%( +43.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2022年)に比べて -25.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.9年(昨年 36.3年から -23.3 %減)。平均土地面積は 101.1 坪 (昨年 110.0 坪から -8.1 %減)。平均建物面積は 43.7 坪 (昨年 92.3 坪から -52.6 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 36.3 年 → 2023年 27.9 年、-23.3 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2022年 22.0 分 → 2023年 18.7 分、-15.2 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 60.0 % → 2023年 44.4 %)
鈴鹿市駅 66.3 万/坪(昨年同期比 +3.1 %)
鈴鹿市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.3万円/坪(20.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +3.1%( +2.0万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて -42.9%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.3年(昨年 19.4年から +14.9 %増)。平均土地面積は 56.3 坪 (昨年 130.7 坪から -56.9 %減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 64.6 坪から -53.2 %減)。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 28.6 % → 2023年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2022年 19.4 年 → 2023年 22.3 年、+14.9 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示