【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年4月〜6月期の養老鉄道 (桑名駅～多度駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.8万円/坪(19.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -11.4％( -8.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 19 件(１年前(2019年)に比べて +72.7％( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 14.2年(昨年 19.4年から -27.0 ％減)。平均土地面積は 57.9 坪 (昨年 54.2 坪から +6.9 ％増)。平均建物面積は 47.2 坪 (昨年 33.1 坪から +42.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。桑名駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは多度駅で昨年に比べ -50.1 ％、坪単価は 45.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(桑名駅)は -7.1 ％(坪単価 -4.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(多度駅)は -50.1 ％(坪単価 -46.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 19.4 年 → 2020年 14.2 年、-27.0 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2019年 35.0 分 → 2020年 30.9 分、-11.7 ％と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 36.4 ％ → 2020年 50.0 ％)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 27.3 ％ → 2020年 14.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった桑名駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 63.9万円/坪(19.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -7.1％( -4.9万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 15 件(１年前(2019年)に比べて +50.0％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった多度駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.9万円/坪(13.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -50.1％( -46.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 養老鉄道 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 桑名駅 | 63.9万/坪 (10.7年/57.6坪) | 68.7万/坪 (21.4年/54.1坪) | 59.5万/坪 (23.8年/56.3坪) |
| 播磨駅 | 81.4万/坪 (0.25年/66.6坪) | - | 72.5万/坪 (0.25年/40.8坪) |
| 下深谷駅 | - | - | - |
| 下野代駅 | - | - | - |
| 多度駅 | 45.9万/坪 (40.3年/56.0坪) | 92.0万/坪 (0.25年/54.5坪) | 17.7万/坪 (48.3年/74.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
桑名駅 63.9 万/坪(昨年同期比 -7.1 ％)
桑名駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 63.9万円/坪(19.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -7.1％( -4.9万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 15 件(１年前(2019年)に比べて +50.0％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 10.7年(昨年 21.4年から -49.9 ％減)。平均土地面積は 57.6 坪 (昨年 54.1 坪から +6.3 ％増)。平均建物面積は 48.7 坪 (昨年 33.0 坪から +47.8 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 21.4 年 → 2020年 10.7 年、-49.9 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 30.0 ％ → 2020年 54.5 ％)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 30.0 ％ → 2020年 9.1 ％)
多度駅 45.9 万/坪(昨年同期比 -50.1 ％)
多度駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.9万円/坪(13.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -50.1％( -46.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 40.3年(昨年 0.3年から +15881.0 ％増)。平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 54.5 坪から +2.8 ％増)。平均建物面積は 40.8 坪 (昨年 34.8 坪から +17.4 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 0.3 年 → 2020年 40.3 年、+15881.0 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 8.0 分 → 2020年 15.0 分、+87.5 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示