【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2019年10月〜12月期の養老鉄道 (桑名駅～多度駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 89.1万円/坪(27.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +73.1％( +37.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(１年前(2018年)に比べて -45.8％( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 7.4年(昨年 16.3年から -54.5 ％減)。平均土地面積は 66.8 坪 (昨年 63.8 坪から +4.7 ％増)。平均建物面積は 37.4 坪 (昨年 58.0 坪から -35.5 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。桑名駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは多度駅で昨年に比べ +286.8 ％、坪単価は 37.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(多度駅)は +286.8 ％(坪単価 +28.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(桑名駅)は +53.2 ％(坪単価 +32.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 16.3 年 → 2019年 7.4 年、-54.5 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 ％ → 2019年 45.5 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 22.0 分 → 2019年 40.1 分、+82.2 ％と大きく増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった桑名駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 94.2万円/坪(28.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +53.2％( +32.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(１年前(2018年)に比べて -7.7％( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった多度駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.8万円/坪(11.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +286.8％( +28.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 養老鉄道 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 桑名駅 | 94.2万/坪 (7.6年/68.2坪) | 61.5万/坪 (16.6年/63.7坪) | 60.3万/坪 (19.9年/87.0坪) |
| 播磨駅 | - | 70.1万/坪 (8.6年/48.4坪) | - |
| 下深谷駅 | - | 11.4万/坪 (54.8年/51.4坪) | - |
| 下野代駅 | - | - | 27.4万/坪 (32.8年/84.7坪) |
| 多度駅 | 37.8万/坪 (5.8年/49.9坪) | 9.8万/坪 (12.8年/102坪) | 22.0万/坪 (14.8年/39.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
多度駅 37.8 万/坪(昨年同期比 +286.8 ％)
多度駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.8万円/坪(11.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +286.8％( +28.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 5.8年(昨年 12.8年から -54.9 ％減)。平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 102.3 坪から -51.2 ％減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 67.3 坪から -52.8 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 12.8 年 → 2019年 5.8 年、-54.9 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 14.3 分 → 2019年 19.0 分、+32.6 ％と大きく増加)
桑名駅 94.2 万/坪(昨年同期比 +53.2 ％)
桑名駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 94.2万円/坪(28.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +53.2％( +32.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(１年前(2018年)に比べて -7.7％( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 7.6年(昨年 16.6年から -54.4 ％減)。平均土地面積は 68.2 坪 (昨年 63.7 坪から +7.1 ％増)。平均建物面積は 38.0 坪 (昨年 76.5 坪から -50.3 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 16.6 年 → 2019年 7.6 年、-54.4 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 18.2 ％ → 2019年 50.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 31.9 分 → 2019年 41.8 分、+31.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示