【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年7月〜9月期の伊賀鉄道 (伊賀上野駅～伊賀神戸駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.8万円/坪(12.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -21.6％( -11.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 17 件(１年前(2021年)に比べて +21.4％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.6年(昨年 20.9年から +32.1 ％増)。平均土地面積は 97.5 坪 (昨年 72.3 坪から +34.8 ％増)。平均建物面積は 49.0 坪 (昨年 34.6 坪から +41.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。新居駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは伊賀上野駅で昨年に比べ +122.8 ％、坪単価は 29.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(伊賀上野駅)は +122.8 ％(坪単価 +16.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(上野市駅)は -38.5 ％(坪単価 -30.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 27.3 ％ → 2022年 26.7 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 20.9 年 → 2022年 27.6 年、+32.1 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 9.1 ％ → 2022年 40.0 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 27.3 ％ → 2022年 6.7 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった広小路駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 64.4万円/坪(19.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -22.1％( -18.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新居駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.5万円/坪(5.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +90.5％( +9.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 伊賀鉄道 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 伊賀上野駅 | 29.5万/坪 (27.5年/87.0坪) | 13.2万/坪 (25.5年/57.5坪) | - |
| 新居駅 | 19.5万/坪 (31.5年/90.8坪) | 10.3万/坪 (45.5年/169坪) | - |
| 西大手駅 | - | 4.1万/坪 (74.6年/36.3坪) | |
| 上野市駅 | 48.6万/坪 (20.3年/176坪) | 79.1万/坪 (9.0年/50.7坪) | - |
| 広小路駅 | 64.4万/坪 (23.0年/43.9坪) | 82.7万/坪 (10.0年/130坪) | 56.5万/坪 (24.5年/52.2坪) |
| 茅町駅 | 43.2万/坪 (34.3年/45.1坪) | 62.2万/坪 (0.00年/58.6坪) | 38.2万/坪 (16.8年/51.4坪) |
| 桑町駅 | - | - | 23.3万/坪 (22.5年/87.7坪) |
| 四十九駅 | - | - | - |
| 猪田道駅 | - | - | - |
| 市部駅 | - | 126万/坪 (-0.50年/63.5坪) | 32.8万/坪 (18.5年/79.4坪) |
| 依那古駅 | 4.1万/坪 (35.5年/103坪) | - | 75.1万/坪 (6.5年/87.7坪) |
| 丸山駅 | - | - | 12.9万/坪 (30.5年/363坪) |
| 上林駅 | - | - | - |
| 比土駅 | - | - | - |
| 伊賀神戸駅 | - | 16.5万/坪 (46.5年/52.9坪) | 9.1万/坪 (30.5年/49.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
伊賀上野駅 29.5 万/坪(昨年同期比 +122.8 ％)
伊賀上野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.5万円/坪(8.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +122.8％( +16.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.5年(昨年 25.5年から +7.8 ％増)。平均土地面積は 87.0 坪 (昨年 57.5 坪から +51.3 ％増)。平均建物面積は 25.7 坪 (昨年 28.7 坪から -10.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 90.0 分 → 2022年 32.5 分、-63.9 ％と大きく減少)
上野市駅 48.6 万/坪(昨年同期比 -38.5 ％)
上野市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.6万円/坪(14.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -38.5％( -30.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2021年)に比べて +150.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 20.3年(昨年 9.0年から +124.9 ％増)。平均土地面積は 175.8 坪 (昨年 50.7 坪から +246.9 ％増)。平均建物面積は 82.9 坪 (昨年 34.8 坪から +138.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 16.0 分 → 2022年 12.2 分、-23.8 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 9.0 年 → 2022年 20.3 年、+124.9 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示