【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年4月〜6月期の伊賀鉄道 (伊賀上野駅～伊賀神戸駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.9万円/坪(8.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -46.8％( -24.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 16 件(１年前(2021年)に比べて +33.3％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 34.0年(昨年 23.5年から +44.6 ％増)。平均土地面積は 104.2 坪 (昨年 92.5 坪から +12.6 ％増)。平均建物面積は 66.4 坪 (昨年 41.1 坪から +61.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。全ての駅において下落した。桑町駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは広小路駅で昨年に比べ -50.7 ％、坪単価は 37.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(桑町駅)は -6.8 ％(坪単価 -1.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(広小路駅)は -50.7 ％(坪単価 -38.9 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 23.5 年 → 2022年 34.0 年、+44.6 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2021年 15.7 分 → 2022年 18.2 分、+16.5 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 ％ → 2022年 46.7 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 ％ → 2022年 40.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった市部駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.5万円/坪(16.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -32.2％( -26.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった桑町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.2万円/坪(7.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -6.8％( -1.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 5 件(１年前(2021年)に比べて +25.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 伊賀鉄道 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 伊賀上野駅 | 7.2万/坪 (56.8年/218坪) | - | - |
| 新居駅 | 48.1万/坪 (3.3年/63.5坪) | - | 17.0万/坪 (50.3年/234坪) |
| 西大手駅 | 7.4万/坪 (40.3年/218坪) | - | 23.0万/坪 (30.3年/49.9坪) |
| 上野市駅 | 35.5万/坪 (25.3年/121坪) | - | - |
| 広小路駅 | 37.8万/坪 (36.3年/57.5坪) | 76.7万/坪 (0.25年/57.5坪) | 74.6万/坪 (11.3年/91.1坪) |
| 茅町駅 | 37.0万/坪 (23.3年/130坪) | 60.5万/坪 (25.3年/103坪) | 115万/坪 (0.8年/63.1坪) |
| 桑町駅 | 25.2万/坪 (31.9年/73.5坪) | 27.0万/坪 (32.5年/92.3坪) | 4.7万/坪 (27.3年/51.4坪) |
| 四十九駅 | 19.3万/坪 (47.3年/36.3坪) | - | - |
| 猪田道駅 | - | - | - |
| 市部駅 | 55.5万/坪 (25.3年/75.6坪) | 81.9万/坪 (0.25年/63.5坪) | - |
| 依那古駅 | - | - | - |
| 丸山駅 | - | - | - |
| 上林駅 | - | - | - |
| 比土駅 | - | - | - |
| 伊賀神戸駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
桑町駅 25.2 万/坪(昨年同期比 -6.8 ％)
桑町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.2万円/坪(7.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -6.8％( -1.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 5 件(１年前(2021年)に比べて +25.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 31.9年(昨年 32.5年から -2.0 ％減)。平均土地面積は 73.5 坪 (昨年 92.3 坪から -20.3 ％減)。平均建物面積は 48.4 坪 (昨年 45.4 坪から +6.7 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 ％ → 2022年 40.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 17.8 分 → 2022年 22.8 分、+28.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 ％ → 2022年 40.0 ％)
広小路駅 37.8 万/坪(昨年同期比 -50.7 ％)
広小路駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.8万円/坪(11.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -50.7％( -38.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 36.3年(昨年 0.3年から +14292.4 ％増)。平均土地面積は 57.5 坪 (昨年 57.5 坪から +0.0 ％減)。平均建物面積は 158.1 坪 (昨年 37.8 坪から +318.0 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 0.3 年 → 2022年 36.3 年、+14292.4 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 7.0 分 → 2022年 10.3 分、+47.6 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示