【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年10月〜12月期のJR因美線 (鳥取駅~那岐駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.5万円/坪(4.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +14.8%( +2.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 63 件(1年前(2020年)に比べて -17.1%( -13件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 97.9 坪 (昨年 77.3 坪から +26.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。鳥取駅、国英駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは智頭駅で昨年に比べ +306.1 %、坪単価は 4.7 万円/坪となった。
上位 2 駅(智頭駅、国英駅)は +178.4 %(坪単価 +2.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(河原駅、郡家駅)は -52.2 %(坪単価 -4.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 27.6 分 → 2021年 24.6 分、-10.9 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 1.3 % → 2021年 1.6 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鳥取駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.3万円/坪(5.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +24.7%( +3.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 50 件(1年前(2020年)に比べて -20.6%( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった国英駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.7万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +50.6%( +0.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR因美線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
鳥取駅 | 18.3万/坪 (95.6坪) | 14.7万/坪 (72.4坪) | 15.1万/坪 (150坪) |
津ノ井駅 | 10.8万/坪 (40.1坪) | 16.5万/坪 (66.6坪) | 1.3万/坪 (15.1坪) |
東郡家駅 | 1.6万/坪 (112坪) | - | - |
郡家駅 | 5.5万/坪 (180坪) | 8.5万/坪 (104坪) | 7.7万/坪 (274坪) |
河原駅 | 3.0万/坪 (60.5坪) | 9.7万/坪 (19.7坪) | 0.8万/坪 (54.5坪) |
国英駅 | 1.7万/坪 (127坪) | 1.1万/坪 (263坪) | 1.2万/坪 (197坪) |
鷹狩駅 | - | - | - |
用瀬駅 | - | 8.6万/坪 (69.6坪) | 9.1万/坪 (69.6坪) |
因幡社駅 | - | - | - |
智頭駅 | 4.7万/坪 (81.7坪) | 1.1万/坪 (92.3坪) | 3.9万/坪 (60.5坪) |
土師駅 | - | - | - |
那岐駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
智頭駅 4.7 万/坪(昨年同期比 +306.1 %)
智頭駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.7万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +306.1%( +3.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 92.3 坪から -11.5 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 7.5 分 → 2021年 16.0 分、+113.3 %と大きく増加)
国英駅 1.7 万/坪(昨年同期比 +50.6 %)
国英駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.7万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +50.6%( +0.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 127.1 坪 (昨年 263.2 坪から -51.7 %減)。
河原駅 3.0 万/坪(昨年同期比 -69.2 %)
河原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.0万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -69.2%( -6.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 19.7 坪から +207.7 %増)。
郡家駅 5.5 万/坪(昨年同期比 -35.1 %)
郡家駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.5万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -35.1%( -3.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 180.0 坪 (昨年 103.9 坪から +73.3 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 8.8 分 → 2021年 6.3 分、-28.3 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示