【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜12月期のJR土讃線 (多度津駅~讃岐財田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.2万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -19.3%( -1.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 59 件(1年前(2021年)に比べて +3.5%( +2件/坪)と小幅に増加しています。)。
平均土地面積は 136.4 坪 (昨年 139.2 坪から -2.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。多度津駅、金蔵寺駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは琴平駅で昨年に比べ -59.7 %、坪単価は 2.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(塩入駅)は +952.7 %(坪単価 +3.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(琴平駅)は -59.7 %(坪単価 -3.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 20.9 分 → 2022年 18.5 分、-11.6 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.8 % → 2022年 6.8 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった多度津駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.6万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -12.1%( -0.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 22 件(1年前(2021年)に比べて +15.8%( +3件/坪)と好調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった琴平駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.4万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -59.7%( -3.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて +66.7%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR土讃線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
多度津駅 | 6.6万/坪 (121坪) | 7.6万/坪 (139坪) | 7.4万/坪 (95.7坪) |
金蔵寺駅 | 5.4万/坪 (199坪) | 6.5万/坪 (104坪) | 7.1万/坪 (164坪) |
善通寺駅 | 4.1万/坪 (115坪) | 6.5万/坪 (144坪) | 5.9万/坪 (120坪) |
琴平駅 | 2.4万/坪 (118坪) | 6.0万/坪 (118坪) | 1.9万/坪 (77.1坪) |
塩入駅 | 3.6万/坪 (26.5坪) | 0.3万/坪 (84.7坪) | 1.9万/坪 (115坪) |
黒川駅 | - | 1.1万/坪 (209坪) | 3.6万/坪 (22.7坪) |
讃岐財田駅 | - | 0.3万/坪 (333坪) | 3.0万/坪 (86.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
塩入駅 3.6 万/坪(昨年同期比 +952.7 %)
塩入駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.6万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +952.7%( +3.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 26.5 坪 (昨年 84.7 坪から -68.8 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 18.0 分 → 2022年 9.5 分、-47.2 %と大きく減少)
琴平駅 2.4 万/坪(昨年同期比 -59.7 %)
琴平駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.4万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -59.7%( -3.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて +66.7%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 118.0 坪 (昨年 118.0 坪から +0.0 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 11.3 分 → 2022年 21.6 分、+90.6 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示