【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年1月〜3月期の高松琴平電鉄長尾線 (瓦町駅～長尾駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 75.7万円/坪(22.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +459.1％( +62.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 27 件(１年前(2019年)に比べて +3.8％( +1件/坪)と小幅に増加しています。)。
平均土地面積は 118.4 坪 (昨年 126.5 坪から -6.4 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。林道駅、水田駅、学園通り駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは瓦町駅で昨年に比べ +1493.1 ％、坪単価は 579 万円/坪となった。
上位 2 駅(瓦町駅、池戸駅)は +1207.9 ％(坪単価 +276.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(元山駅、農学部前駅)は -53.3 ％(坪単価 -6.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 11.5 ％ → 2020年 14.8 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 12.8 分 → 2020年 17.2 分、+33.8 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった瓦町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 579万円/坪(175万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +1493.1％( +542.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった農学部前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -52.8％( -3.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 高松琴平電鉄長尾線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 瓦町駅 | 579万/坪 (150坪) | 36.4万/坪 (38.6坪) | 51.0万/坪 (56.5坪) |
| 花園駅 | 34.0万/坪 (31.0坪) | - | - |
| 林道駅 | 25.0万/坪 (34.0坪) | 20.1万/坪 (65.8坪) | 27.9万/坪 (80.2坪) |
| 木太東口駅 | 12.7万/坪 (128坪) | 12.1万/坪 (145坪) | 11.0万/坪 (64.3坪) |
| 元山駅 | 8.6万/坪 (290坪) | 18.7万/坪 (139坪) | - |
| 水田駅 | 11.0万/坪 (108坪) | 8.7万/坪 (172坪) | 10.5万/坪 (213坪) |
| 西前田駅 | - | 10.6万/坪 (60.5坪) | - |
| 高田駅 | 9.9万/坪 (63.5坪) | 15.2万/坪 (15.1坪) | 11.0万/坪 (54.5坪) |
| 池戸駅 | 11.1万/坪 (66.6坪) | 1.1万/坪 (230坪) | 3.9万/坪 (63.5坪) |
| 農学部前駅 | 3.3万/坪 (75.6坪) | 7.0万/坪 (201坪) | - |
| 平木駅 | 7.9万/坪 (167坪) | - | 11.6万/坪 (48.4坪) |
| 学園通り駅 | 11.5万/坪 (59.0坪) | 8.7万/坪 (101坪) | 9.0万/坪 (78.7坪) |
| 白山駅 | - | - | - |
| 井戸駅 | - | - | - |
| 公文明駅 | - | - | - |
| 長尾駅 | 6.0万/坪 (75.1坪) | 1.7万/坪 (293坪) | 5.6万/坪 (123坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
瓦町駅 579.3 万/坪(昨年同期比 +1493.1 ％)
瓦町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 579万円/坪(175万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +1493.1％( +542.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 150.2 坪 (昨年 38.6 坪から +289.5 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 6.0 分 → 2020年 9.0 分、+50.0 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 ％ → 2020年 33.3 ％)
池戸駅 11.1 万/坪(昨年同期比 +922.7 ％)
池戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.1万円/坪(3.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +922.7％( +10.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 229.9 坪から -71.1 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 11.0 分 → 2020年 21.0 分、+90.9 ％と大きく増加)
元山駅 8.6 万/坪(昨年同期比 -53.8 ％)
元山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.6万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -53.8％( -10.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 289.9 坪 (昨年 139.2 坪から +108.3 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 10.0 分 → 2020年 20.0 分、+100.0 ％と大きく増加)
農学部前駅 3.3 万/坪(昨年同期比 -52.8 ％)
農学部前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -52.8％( -3.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 201.2 坪から -62.4 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 10.0 分 → 2020年 60.0 分、+500.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示