【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年10月〜12月期の高松琴平電鉄長尾線 (瓦町駅～長尾駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.7万円/坪(5.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +51.2％( +6.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 29 件(１年前(2018年)に比べて -17.1％( -6件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 139.5 坪 (昨年 108.1 坪から +29.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。水田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは農学部前駅で昨年に比べ +1731.2 ％、坪単価は 6.7 万円/坪となった。
上位 2 駅(農学部前駅、木太東口駅)は +1491.8 ％(坪単価 +9.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(長尾駅、林道駅)は -61.8 ％(坪単価 -7.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 19.8 分 → 2019年 17.0 分、-14.0 ％と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 2.9 ％ → 2019年 3.4 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 14.3 ％ → 2019年 3.4 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった瓦町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 72.2万円/坪(21.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +217.1％( +49.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2018年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった池戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.6万円/坪(0.17万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -22.6％( -0.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 高松琴平電鉄長尾線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 瓦町駅 | 72.2万/坪 (81.7坪) | 22.8万/坪 (28.0坪) | 39.8万/坪 (55.2坪) |
| 花園駅 | - | 32.0万/坪 (57.5坪) | 20.0万/坪 (58.6坪) |
| 林道駅 | 14.8万/坪 (52.2坪) | 22.1万/坪 (61.0坪) | 16.3万/坪 (21.9坪) |
| 木太東口駅 | 12.8万/坪 (306坪) | 0.9万/坪 (106坪) | 10.2万/坪 (90.8坪) |
| 元山駅 | 10.3万/坪 (184坪) | 15.0万/坪 (159坪) | 1.0万/坪 (46.9坪) |
| 水田駅 | 10.0万/坪 (205坪) | 7.5万/坪 (68.1坪) | 13.7万/坪 (59.0坪) |
| 西前田駅 | 1.4万/坪 (154坪) | - | 10.4万/坪 (63.5坪) |
| 高田駅 | 8.4万/坪 (66.6坪) | 8.1万/坪 (117坪) | 5.8万/坪 (171坪) |
| 池戸駅 | 0.6万/坪 (178坪) | 0.7万/坪 (194坪) | - |
| 農学部前駅 | 6.7万/坪 (69.6坪) | 0.4万/坪 (151坪) | 6.4万/坪 (46.9坪) |
| 平木駅 | 5.4万/坪 (93.8坪) | 6.2万/坪 (157坪) | 3.0万/坪 (113坪) |
| 学園通り駅 | 7.7万/坪 (78.7坪) | 7.9万/坪 (99.1坪) | - |
| 白山駅 | - | - | - |
| 井戸駅 | - | - | - |
| 公文明駅 | 1.5万/坪 (54.5坪) | - | - |
| 長尾駅 | 0.8万/坪 (251坪) | 8.5万/坪 (72.6坪) | 7.4万/坪 (99.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
農学部前駅 6.7 万/坪(昨年同期比 +1731.2 ％)
農学部前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.7万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +1731.2％( +6.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2018年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 151.3 坪から -54.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 60.0 分 → 2019年 21.3 分、-64.4 ％と大きく減少)
木太東口駅 12.8 万/坪(昨年同期比 +1252.3 ％)
木太東口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.8万円/坪(3.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +1252.3％( +11.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 305.5 坪 (昨年 105.9 坪から +188.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 13.0 分 → 2019年 19.0 分、+46.2 ％と大きく増加)
長尾駅 0.8 万/坪(昨年同期比 -90.7 ％)
長尾駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.8万円/坪(0.24万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -90.7％( -7.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 251.1 坪 (昨年 72.6 坪から +245.8 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 4.0 分 → 2019年 28.0 分、+600.0 ％と大きく増加)
林道駅 14.8 万/坪(昨年同期比 -32.8 ％)
林道駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.8万円/坪(4.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -32.8％( -7.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 52.2 坪 (昨年 61.0 坪から -14.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 14.3 分 → 2019年 6.0 分、-58.1 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示