【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年7月〜9月期の高松琴平電鉄琴平線 (高松築港駅～琴電琴平駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.6万円/坪(4.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -18.8％( -3.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 37 件(１年前(2021年)に比べて -47.1％( -33件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 142.9 坪 (昨年 98.8 坪から +44.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。ほとんどの駅において下落した。片原町駅、栗林公園駅、栗熊駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは栗林公園駅で昨年に比べ +84.7 ％、坪単価は 59.6 万円/坪となった。
上位 2 駅(栗林公園駅、片原町駅)は +78.1 ％(坪単価 +21.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(空港通り駅、岡田駅)は -84.0 ％(坪単価 -7.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 19.2 分 → 2022年 16.6 分、-13.6 ％と減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 10.0 ％ → 2022年 8.1 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった栗林公園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.6万円/坪(18.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +84.7％( +27.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった空港通り駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.3万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -85.6％( -7.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 高松琴平電鉄琴平線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 高松築港駅 | - | - | - |
| 片原町駅 | 35.3万/坪 (123坪) | 20.6万/坪 (13.6坪) | - |
| 瓦町駅 | - | 48.4万/坪 (96.8坪) | - |
| 栗林公園駅 | 59.6万/坪 (73.4坪) | 32.3万/坪 (17.1坪) | 73.0万/坪 (212坪) |
| 三条駅 | 20.1万/坪 (114坪) | 23.6万/坪 (160坪) | 28.2万/坪 (56.3坪) |
| 伏石駅 | 17.3万/坪 (202坪) | 23.2万/坪 (55.3坪) | 22.0万/坪 (27.2坪) |
| 太田駅 | 8.4万/坪 (90.8坪) | 18.5万/坪 (108坪) | 14.3万/坪 (201坪) |
| 仏生山駅 | 12.2万/坪 (79.7坪) | 14.0万/坪 (86.7坪) | 12.6万/坪 (86.2坪) |
| 空港通り駅 | 1.3万/坪 (72.6坪) | 8.7万/坪 (131坪) | 7.1万/坪 (213坪) |
| 一宮駅 | - | - | - |
| 円座駅 | 7.2万/坪 (74.6坪) | 8.7万/坪 (77.9坪) | 12.4万/坪 (81.7坪) |
| 岡本駅 | 12.1万/坪 (78.7坪) | 12.0万/坪 (66.6坪) | 2.8万/坪 (127坪) |
| 挿頭丘駅 | 4.6万/坪 (78.7坪) | - | 2.2万/坪 (153坪) |
| 畑田駅 | - | - | 12.0万/坪 (72.6坪) |
| 陶駅 | - | - | 4.4万/坪 (92.3坪) |
| 綾川駅 | 7.2万/坪 (206坪) | - | 10.9万/坪 (55.2坪) |
| 滝宮駅 | 3.3万/坪 (303坪) | - | - |
| 羽床駅 | - | 2.3万/坪 (103坪) | 9.1万/坪 (69.6坪) |
| 栗熊駅 | 6.6万/坪 (203坪) | 4.6万/坪 (154坪) | 7.3万/坪 (166坪) |
| 岡田駅 | 1.4万/坪 (145坪) | 7.8万/坪 (99.8坪) | 7.0万/坪 (74.1坪) |
| 羽間駅 | - | - | 1.2万/坪 (166坪) |
| 榎井駅 | 1.7万/坪 (272坪) | 6.1万/坪 (153坪) | 3.8万/坪 (208坪) |
| 琴電琴平駅 | - | 3.6万/坪 (19.7坪) | 4.0万/坪 (34.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
栗林公園駅 59.6 万/坪(昨年同期比 +84.7 ％)
栗林公園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.6万円/坪(18.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +84.7％( +27.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 73.4 坪 (昨年 17.1 坪から +327.9 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 10.0 分 → 2022年 7.5 分、-25.0 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 ％ → 2022年 50.0 ％)
片原町駅 35.3 万/坪(昨年同期比 +71.4 ％)
片原町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.3万円/坪(10.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +71.4％( +14.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 123.3 坪 (昨年 13.6 坪から +805.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 1.0 分 → 2022年 4.5 分、+350.0 ％と大きく増加)
空港通り駅 1.3 万/坪(昨年同期比 -85.6 ％)
空港通り駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.3万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -85.6％( -7.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 130.8 坪から -44.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 37.2 分 → 2022年 8.0 分、-78.5 ％と大きく減少)
岡田駅 1.4 万/坪(昨年同期比 -82.4 ％)
岡田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.4万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -82.4％( -6.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 145.2 坪 (昨年 99.8 坪から +45.5 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示