【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜12月期の高松琴平電鉄琴平線 (高松築港駅～琴電琴平駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.5万円/坪(4.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -26.5％( -5.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 276 件(１年前(2020年)に比べて +7.8％( +20件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均土地面積は 104.8 坪 (昨年 122.5 坪から -14.5 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が増加。
値上がりした駅数は 8 駅に対して、値下がりした駅数は 12 駅。ほとんどの駅において下落した。一宮駅、岡本駅、綾川駅、羽間駅、榎井駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは羽間駅で昨年に比べ +88.5 ％、坪単価は 7.8 万円/坪となった。
上位 2 駅(羽間駅、岡本駅)は +85.0 ％(坪単価 +3.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(瓦町駅、羽床駅)は -59.5 ％(坪単価 -110.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2020年 7.8 ％ → 2021年 8.0 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 2.7 ％ → 2021年 2.2 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった瓦町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.1万円/坪(18.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -78.3％( -217.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2020年)に比べて +28.6％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった挿頭丘駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -28.3％( -1.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 高松琴平電鉄琴平線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 高松築港駅 | - | - | - |
| 片原町駅 | 47.0万/坪 (22.2坪) | 63.4万/坪 (53.7坪) | 39.8万/坪 (121坪) |
| 瓦町駅 | 60.1万/坪 (63.7坪) | 277万/坪 (94.0坪) | 51.3万/坪 (58.0坪) |
| 栗林公園駅 | 32.5万/坪 (91.0坪) | 51.9万/坪 (83.6坪) | 41.6万/坪 (76.4坪) |
| 三条駅 | 24.5万/坪 (105坪) | 25.7万/坪 (75.0坪) | 22.2万/坪 (95.3坪) |
| 伏石駅 | 20.8万/坪 (78.2坪) | 22.5万/坪 (48.4坪) | - |
| 太田駅 | 18.4万/坪 (94.1坪) | 17.5万/坪 (129坪) | 17.7万/坪 (124坪) |
| 仏生山駅 | 12.7万/坪 (96.9坪) | 11.8万/坪 (97.9坪) | 9.7万/坪 (155坪) |
| 空港通り駅 | 6.9万/坪 (81.2坪) | 10.0万/坪 (137坪) | 7.2万/坪 (138坪) |
| 一宮駅 | 9.6万/坪 (53.8坪) | 6.5万/坪 (162坪) | 5.2万/坪 (154坪) |
| 円座駅 | 8.1万/坪 (136坪) | 8.1万/坪 (110坪) | 9.7万/坪 (106坪) |
| 岡本駅 | 7.7万/坪 (101坪) | 4.2万/坪 (311坪) | 4.0万/坪 (99.1坪) |
| 挿頭丘駅 | 3.3万/坪 (53.7坪) | 4.6万/坪 (126坪) | 3.9万/坪 (248坪) |
| 畑田駅 | - | 8.4万/坪 (64.0坪) | 7.6万/坪 (197坪) |
| 陶駅 | - | 4.4万/坪 (115坪) | 4.8万/坪 (122坪) |
| 綾川駅 | 13.0万/坪 (84.7坪) | 9.1万/坪 (158坪) | 4.3万/坪 (31.0坪) |
| 滝宮駅 | 8.9万/坪 (57.5坪) | 9.4万/坪 (75.1坪) | 0.4万/坪 (333坪) |
| 羽床駅 | 5.3万/坪 (141坪) | 8.9万/坪 (71.1坪) | 2.8万/坪 (514坪) |
| 栗熊駅 | 5.4万/坪 (159坪) | 6.3万/坪 (153坪) | 5.6万/坪 (181坪) |
| 岡田駅 | 5.8万/坪 (137坪) | 5.3万/坪 (178坪) | 4.7万/坪 (159坪) |
| 羽間駅 | 7.8万/坪 (60.5坪) | 4.1万/坪 (118坪) | - |
| 榎井駅 | 4.8万/坪 (137坪) | 3.4万/坪 (189坪) | 3.9万/坪 (154坪) |
| 琴電琴平駅 | 4.8万/坪 (85.5坪) | 7.3万/坪 (52.6坪) | 3.3万/坪 (56.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
羽間駅 7.8 万/坪(昨年同期比 +88.5 ％)
羽間駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.8万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +88.5％( +3.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 118.0 坪から -48.7 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 12.0 分 → 2021年 14.0 分、+16.7 ％と増加)
岡本駅 7.7 万/坪(昨年同期比 +81.5 ％)
岡本駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.7万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +81.5％( +3.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2020年)に比べて -33.3％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 100.6 坪 (昨年 311.1 坪から -67.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 25.7 分 → 2021年 21.2 分、-17.2 ％と減少)
瓦町駅 60.1 万/坪(昨年同期比 -78.3 ％)
瓦町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.1万円/坪(18.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -78.3％( -217.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2020年)に比べて +28.6％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 63.7 坪 (昨年 94.0 坪から -32.2 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 10.1 分 → 2021年 8.4 分、-16.7 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 14.3 ％ → 2021年 22.2 ％)
羽床駅 5.3 万/坪(昨年同期比 -40.7 ％)
羽床駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.3万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -40.7％( -3.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2020年)に比べて +350.0％( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 140.9 坪 (昨年 71.1 坪から +98.1 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 4.5 分 → 2021年 5.1 分、+13.6 ％と増加)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 ％ → 2021年 22.2 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示