【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年4月〜6月期のJR伊東線 (熱海駅~伊東駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.1万円/坪(7.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +98.0%( +12.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(1年前(2022年)に比べて +7.1%( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均土地面積は 94.7 坪 (昨年 101.3 坪から -6.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。網代駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは伊東駅で昨年に比べ -23.3 %、坪単価は 14.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(熱海駅)は +125.7 %(坪単価 +19.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(伊東駅)は -23.3 %(坪単価 -4.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 24.2 分 → 2023年 21.1 分、-13.0 %と減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった熱海駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.4万円/坪(10.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +125.7%( +19.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2022年)に比べて +200.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった網代駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.9万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -6.5%( -0.5万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR伊東線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
熱海駅 | 35.4万/坪 (123坪) | 15.7万/坪 (144坪) | 10.0万/坪 (136坪) |
来宮駅 | - | 8.3万/坪 (103坪) | 7.2万/坪 (186坪) |
伊豆多賀駅 | - | - | 4.9万/坪 (245坪) |
網代駅 | 7.9万/坪 (31.8坪) | 8.4万/坪 (33.3坪) | 5.9万/坪 (87.7坪) |
宇佐美駅 | - | 3.2万/坪 (117坪) | 0.3万/坪 (151坪) |
伊東駅 | 14.2万/坪 (62.0坪) | 18.5万/坪 (83.4坪) | 21.4万/坪 (35.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
熱海駅 35.4 万/坪(昨年同期比 +125.7 %)
熱海駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.4万円/坪(10.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +125.7%( +19.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2022年)に比べて +200.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 123.2 坪 (昨年 143.7 坪から -14.3 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 33.7 分 → 2023年 20.8 分、-38.3 %と大きく減少)
伊東駅 14.2 万/坪(昨年同期比 -23.3 %)
伊東駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.2万円/坪(4.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -23.3%( -4.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて -33.3%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 62.0 坪 (昨年 83.4 坪から -25.7 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 14.2 分 → 2023年 18.2 分、+28.8 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示