【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜12月期の大井川鉄道本線 (金谷駅～千頭駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.2万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +14.1％( +1.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 29 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -29件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 107.5 坪 (昨年 121.1 坪から -11.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。金谷駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは新金谷駅で昨年に比べ +111.9 ％、坪単価は 13.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(新金谷駅)は +111.9 ％(坪単価 +7.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(家山駅)は -83.7 ％(坪単価 -1.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.7 ％ → 2022年 6.9 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 13.8 ％ → 2022年 10.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新金谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.7万円/坪(4.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +111.9％( +7.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった家山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.29万円/坪(0.09万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -83.7％( -1.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 大井川鉄道本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 金谷駅 | 6.7万/坪 (112坪) | 5.0万/坪 (125坪) | 5.3万/坪 (105坪) |
| 新金谷駅 | 13.7万/坪 (126坪) | 6.5万/坪 (85.3坪) | 10.8万/坪 (135坪) |
| 代官町駅 | 15.0万/坪 (66.6坪) | - | 13.5万/坪 (81.7坪) |
| 日切駅 | 13.4万/坪 (177坪) | 15.1万/坪 (108坪) | 11.8万/坪 (107坪) |
| 合格駅 | 9.1万/坪 (74.1坪) | 12.1万/坪 (151坪) | 14.7万/坪 (67.6坪) |
| 福用駅 | - | - | - |
| 家山駅 | 0.29万/坪 (34.8坪) | 1.8万/坪 (22.7坪) | 7.1万/坪 (21.2坪) |
| 抜里駅 | - | - | 0.5万/坪 (30.3坪) |
| 川根温泉笹間渡駅 | - | - | - |
| 地名駅 | - | - | 0.19万/坪 (103坪) |
| 塩郷駅 | - | - | - |
| 下泉駅 | - | - | 1.6万/坪 (142坪) |
| 田野口駅 | - | 1.5万/坪 (156坪) | 1.9万/坪 (70.3坪) |
| 駿河徳山駅 | - | 1.4万/坪 (104坪) | 0.7万/坪 (93.8坪) |
| 青部駅 | - | - | - |
| 崎平駅 | - | 0.20万/坪 (90.8坪) | - |
| 千頭駅 | - | 3.7万/坪 (93.8坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新金谷駅 13.7 万/坪(昨年同期比 +111.9 ％)
新金谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.7万円/坪(4.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +111.9％( +7.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 126.3 坪 (昨年 85.3 坪から +48.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 9.8 分 → 2022年 6.7 分、-32.2 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 ％ → 2022年 33.3 ％)
家山駅 0.3 万/坪(昨年同期比 -83.7 ％)
家山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.29万円/坪(0.09万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -83.7％( -1.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 34.8 坪 (昨年 22.7 坪から +53.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 3.0 分 → 2022年 2.0 分、-33.3 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示