【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜3月期のJR奥羽本線 (津軽湯の沢駅~青森駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.6万円/坪(3.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -12.6%( -1.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 61 件(1年前(2021年)に比べて -6.2%( -4件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 100.1 坪 (昨年 87.4 坪から +14.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。浪岡駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは浪岡駅で昨年に比べ +53.5 %、坪単価は 7.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(浪岡駅)は +53.5 %(坪単価 +2.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(北常盤駅)は -89.5 %(坪単価 -4.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.5 % → 2022年 1.6 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新青森駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.8万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -47.6%( -12.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて -14.3%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった北常盤駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.6万円/坪(0.17万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -89.5%( -4.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR奥羽本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
津軽湯の沢駅 | - | - | - |
碇ケ関駅 | - | - | - |
長峰駅 | - | - | - |
大鰐温泉駅 | - | - | - |
石川駅 | - | - | - |
弘前駅 | 10.2万/坪 (113坪) | 11.2万/坪 (95.7坪) | 11.5万/坪 (93.1坪) |
撫牛子駅 | 3.0万/坪 (18.2坪) | - | 5.1万/坪 (30.3坪) |
川部駅 | - | 4.1万/坪 (121坪) | - |
北常盤駅 | 0.6万/坪 (175坪) | 5.4万/坪 (75.6坪) | 5.5万/坪 (110坪) |
浪岡駅 | 7.0万/坪 (118坪) | 4.6万/坪 (131坪) | 5.1万/坪 (49.9坪) |
大釈迦駅 | - | 1.3万/坪 (188坪) | - |
鶴ケ坂駅 | - | - | - |
津軽新城駅 | - | 7.7万/坪 (69.6坪) | 6.0万/坪 (53.9坪) |
新青森駅 | 13.8万/坪 (96.0坪) | 26.3万/坪 (60.9坪) | 9.9万/坪 (84.2坪) |
青森駅 | 13.2万/坪 (90.5坪) | 13.9万/坪 (80.1坪) | 13.1万/坪 (57.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
浪岡駅 7.0 万/坪(昨年同期比 +53.5 %)
浪岡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.0万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +53.5%( +2.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 118.0 坪 (昨年 130.8 坪から -9.8 %減)。
北常盤駅 0.6 万/坪(昨年同期比 -89.5 %)
北常盤駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.6万円/坪(0.17万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -89.5%( -4.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 175.5 坪 (昨年 75.6 坪から +132.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 14.0 分 → 2022年 11.3 分、-19.0 %と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示