【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜3月期のJR大湊線 (野辺地駅～大湊駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.1万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -15.2％( -0.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 14 件(１年前(2020年)に比べて -12.5％( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 99.9 坪 (昨年 150.1 坪から -33.4 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。野辺地駅、赤川駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは赤川駅で昨年に比べ +69.2 ％、坪単価は 4.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(赤川駅)は +69.2 ％(坪単価 +1.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(下北駅)は -34.5 ％(坪単価 -1.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 47.4 分 → 2021年 54.5 分、+14.9 ％と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった吹越駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.2万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +11.3％( +0.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった下北駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.6万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -34.5％( -1.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(１年前(2020年)に比べて -20.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR大湊線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 野辺地駅 | 4.1万/坪 (72.6坪) | 3.1万/坪 (59.0坪) | 2.5万/坪 (89.2坪) |
| 北野辺地駅 | - | - | 3.5万/坪 (111坪) |
| 有戸駅 | 2.1万/坪 (90.8坪) | - | - |
| 吹越駅 | 5.2万/坪 (112坪) | 4.7万/坪 (99.8坪) | 3.4万/坪 (167坪) |
| 陸奥横浜駅 | - | 0.7万/坪 (148坪) | 2.9万/坪 (66.6坪) |
| 有畑駅 | - | - | 0.6万/坪 (51.4坪) |
| 近川駅 | - | - | - |
| 金谷沢駅 | - | - | 2.5万/坪 (514坪) |
| 赤川駅 | 4.2万/坪 (106坪) | 2.5万/坪 (52.9坪) | 2.9万/坪 (154坪) |
| 下北駅 | 2.6万/坪 (102坪) | 4.0万/坪 (194坪) | 5.2万/坪 (106坪) |
| 大湊駅 | 3.3万/坪 (99.1坪) | 3.0万/坪 (49.9坪) | 3.7万/坪 (115坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
赤川駅 4.2 万/坪(昨年同期比 +69.2 ％)
赤川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.2万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +69.2％( +1.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 105.9 坪 (昨年 52.9 坪から +100.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 10.0 分 → 2021年 15.0 分、+50.0 ％と大きく増加)
下北駅 2.6 万/坪(昨年同期比 -34.5 ％)
下北駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.6万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -34.5％( -1.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(１年前(2020年)に比べて -20.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 102.5 坪 (昨年 193.6 坪から -47.1 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 37.3 分 → 2021年 53.1 分、+42.4 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示