【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年1月〜3月期のJR大湊線 (野辺地駅～大湊駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.6万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +0.4％( +0.0万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 16 件(１年前(2019年)に比べて -38.5％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 150.1 坪 (昨年 129.9 坪から +15.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。野辺地駅、吹越駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは吹越駅で昨年に比べ +35.9 ％、坪単価は 4.7 万円/坪となった。
上位 2 駅(吹越駅、野辺地駅)は +28.6 ％(坪単価 +0.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(陸奥横浜駅、下北駅)は -49.8 ％(坪単価 -1.7 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった吹越駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.7万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +35.9％( +1.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった陸奥横浜駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.20万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -76.4％( -2.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR大湊線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 野辺地駅 | 3.1万/坪 (59.0坪) | 2.5万/坪 (89.2坪) | 2.5万/坪 (59.0坪) |
| 北野辺地駅 | - | 3.5万/坪 (111坪) | 2.3万/坪 (115坪) |
| 有戸駅 | - | - | 1.6万/坪 (177坪) |
| 吹越駅 | 4.7万/坪 (99.8坪) | 3.4万/坪 (167坪) | - |
| 陸奥横浜駅 | 0.7万/坪 (148坪) | 2.9万/坪 (66.6坪) | 0.02万/坪 (575坪) |
| 有畑駅 | - | 0.6万/坪 (51.4坪) | - |
| 近川駅 | - | - | 0.3万/坪 (148坪) |
| 金谷沢駅 | - | 2.5万/坪 (514坪) | - |
| 赤川駅 | 2.5万/坪 (52.9坪) | 2.9万/坪 (154坪) | 4.4万/坪 (84.7坪) |
| 下北駅 | 4.0万/坪 (194坪) | 5.2万/坪 (106坪) | 1.8万/坪 (243坪) |
| 大湊駅 | 3.0万/坪 (49.9坪) | 3.7万/坪 (115坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
吹越駅 4.7 万/坪(昨年同期比 +35.9 ％)
吹越駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.7万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +35.9％( +1.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 167.1 坪から -40.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 100.0 分 → 2020年 120.0 分、+20.0 ％と大きく増加)
野辺地駅 3.1 万/坪(昨年同期比 +21.3 ％)
野辺地駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.1万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +21.3％( +0.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 59.0 坪 (昨年 89.2 坪から -33.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 18.0 分 → 2020年 7.0 分、-61.1 ％と大きく減少)
陸奥横浜駅 0.7 万/坪(昨年同期比 -76.4 ％)
陸奥横浜駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.20万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -76.4％( -2.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 148.2 坪 (昨年 66.6 坪から +122.7 ％増)。
下北駅 4.0 万/坪(昨年同期比 -23.3 ％)
下北駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.0万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -23.3％( -1.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(１年前(2019年)に比べて +25.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 193.6 坪 (昨年 105.9 坪から +82.9 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2019年 44.9 分 → 2020年 37.3 分、-16.9 ％と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示