【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜12月期のJR五能線 (大間越駅～川部駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.4万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +40.0％( +1.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 55 件(１年前(2021年)に比べて -53.0％( -62件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 124.9 坪 (昨年 120.9 坪から +3.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。五所川原駅、板柳駅、藤崎駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは藤崎駅で昨年に比べ +44.2 ％、坪単価は 6.2 万円/坪となった。
上位 2 駅(藤崎駅、五所川原駅)は +41.2 ％(坪単価 +2.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(陸奥鶴田駅、深浦駅)は -20.5 ％(坪単価 -0.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 23.7 分 → 2022年 20.0 分、-15.7 ％と減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 7.7 ％ → 2022年 1.8 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった五所川原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.5万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +38.2％( +2.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 22 件(１年前(2021年)に比べて -53.2％( -25件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった板柳駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.0万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +21.4％( +0.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2021年)に比べて -46.7％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR五能線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 大間越駅 | - | - | - |
| 白神岳登山口駅 | - | - | - |
| 松神駅 | - | - | - |
| 十二湖駅 | - | - | - |
| 陸奥岩崎駅 | - | - | - |
| 陸奥沢辺駅 | - | - | - |
| 艫作駅 | - | 1.0万/坪 (115坪) | - |
| 横磯駅 | - | - | - |
| 深浦駅 | 3.6万/坪 (52.9坪) | 4.5万/坪 (69.6坪) | 1.6万/坪 (37.8坪) |
| 広戸駅 | - | 1.0万/坪 (333坪) | - |
| 追良瀬駅 | - | - | - |
| 驫木駅 | - | 1.5万/坪 (84.7坪) | - |
| 北金ケ沢駅 | 1.0万/坪 (103坪) | - | 2.1万/坪 (72.6坪) |
| 陸奥柳田駅 | - | - | - |
| 陸奥赤石駅 | - | 0.8万/坪 (176坪) | 0.5万/坪 (221坪) |
| 鰺ケ沢駅 | 3.7万/坪 (166坪) | 3.1万/坪 (88.7坪) | 3.7万/坪 (106坪) |
| 鳴沢駅 | - | 0.9万/坪 (72.6坪) | - |
| 越水駅 | - | 0.4万/坪 (210坪) | 2.1万/坪 (36.3坪) |
| 陸奥森田駅 | - | 0.28万/坪 (109坪) | 2.3万/坪 (211坪) |
| 中田駅 | 1.3万/坪 (49.9坪) | - | - |
| 木造駅 | 3.9万/坪 (202坪) | 3.5万/坪 (143坪) | 3.2万/坪 (145坪) |
| 五所川原駅 | 7.5万/坪 (104坪) | 5.4万/坪 (119坪) | 6.7万/坪 (92.6坪) |
| 陸奥鶴田駅 | 3.3万/坪 (82.4坪) | 4.2万/坪 (89.9坪) | 3.1万/坪 (72.3坪) |
| 鶴泊駅 | - | 0.6万/坪 (393坪) | - |
| 板柳駅 | 3.0万/坪 (120坪) | 2.5万/坪 (75.4坪) | 3.7万/坪 (77.1坪) |
| 林崎駅 | - | - | 2.8万/坪 (21.2坪) |
| 藤崎駅 | 6.2万/坪 (181坪) | 4.3万/坪 (137坪) | 5.4万/坪 (104坪) |
| 川部駅 | 4.9万/坪 (99.8坪) | 4.1万/坪 (121坪) | 2.1万/坪 (121坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
藤崎駅 6.2 万/坪(昨年同期比 +44.2 ％)
藤崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.2万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +44.2％( +1.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2021年)に比べて -30.8％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 181.1 坪 (昨年 136.6 坪から +32.6 ％増)。
五所川原駅 7.5 万/坪(昨年同期比 +38.2 ％)
五所川原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.5万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +38.2％( +2.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 22 件(１年前(2021年)に比べて -53.2％( -25件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 103.9 坪 (昨年 119.4 坪から -12.9 ％減)。
陸奥鶴田駅 3.3 万/坪(昨年同期比 -21.5 ％)
陸奥鶴田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -21.5％( -0.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2021年)に比べて -42.9％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 82.4 坪 (昨年 89.9 坪から -8.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 28.6 ％ → 2022年 25.0 ％)
深浦駅 3.6 万/坪(昨年同期比 -19.4 ％)
深浦駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.6万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -19.4％( -0.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 52.9 坪 (昨年 69.6 坪から -23.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 30.0 分 → 2022年 1.0 分、-96.7 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示