【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年10月〜12月期の東北新幹線 (八戸駅～新青森駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.2万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -40.8％( -5.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(１年前(2022年)に比べて -56.0％( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 103.4 坪 (昨年 91.6 坪から +12.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(新青森駅)は -23.6 ％(坪単価 -2.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(七戸十和田駅)は -74.8 ％(坪単価 -3.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 26.1 分 → 2023年 21.8 分、-16.5 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 12.0 ％ → 2023年 18.2 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新青森駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.2万円/坪(2.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -23.6％( -2.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2022年)に比べて -44.4％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった七戸十和田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.2万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -74.8％( -3.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| 東北新幹線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 八戸駅 | 6.7万/坪 (75.6坪) | 12.8万/坪 (90.4坪) | 9.5万/坪 (165坪) |
| 七戸十和田駅 | 1.2万/坪 (363坪) | 4.7万/坪 (99.8坪) | 5.8万/坪 (99.8坪) |
| 新青森駅 | 9.2万/坪 (66.2坪) | 12.0万/坪 (92.6坪) | 10.8万/坪 (77.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新青森駅 9.2 万/坪(昨年同期比 -23.6 ％)
新青森駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.2万円/坪(2.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -23.6％( -2.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2022年)に比べて -44.4％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 66.2 坪 (昨年 92.6 坪から -28.6 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 15.0 分 → 2023年 17.2 分、+14.7 ％と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2022年 22.2 ％ → 2023年 20.0 ％)
七戸十和田駅 1.2 万/坪(昨年同期比 -74.8 ％)
七戸十和田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.2万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -74.8％( -3.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 363.0 坪 (昨年 99.8 坪から +263.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 25.0 分 → 2023年 30.0 分、+20.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示