【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年1月〜3月期の東北新幹線 (八戸駅～新青森駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.7万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -10.9％( -1.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 30 件(１年前(2019年)に比べて +25.0％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 86.0 坪 (昨年 116.1 坪から -25.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。八戸駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは七戸十和田駅で昨年に比べ -30.4 ％、坪単価は 2.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(八戸駅)は -8.8 ％(坪単価 -0.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(七戸十和田駅)は -30.4 ％(坪単価 -1.0 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2019年 28.8 分 → 2020年 32.9 分、+14.0 ％と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 12.5 ％ → 2020年 3.4 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新青森駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.9万円/坪(3.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -26.1％( -3.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(１年前(2019年)に比べて +100.0％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった七戸十和田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.2万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -30.4％( -1.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 東北新幹線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 八戸駅 | 8.4万/坪 (89.5坪) | 9.2万/坪 (106坪) | 7.4万/坪 (98.4坪) |
| 七戸十和田駅 | 2.2万/坪 (49.9坪) | 3.2万/坪 (81.7坪) | 2.8万/坪 (168坪) |
| 新青森駅 | 9.9万/坪 (84.2坪) | 13.4万/坪 (156坪) | 6.6万/坪 (98.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
八戸駅 8.4 万/坪(昨年同期比 -8.8 ％)
八戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.4万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -8.8％( -0.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 15 件(１年前(2019年)に比べて -6.2％( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 89.5 坪 (昨年 105.6 坪から -15.2 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 37.2 分 → 2020年 47.4 分、+27.5 ％と大きく増加)
七戸十和田駅 2.2 万/坪(昨年同期比 -30.4 ％)
七戸十和田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.2万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -30.4％( -1.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 81.7 坪から -38.9 ％減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示