【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年10月〜12月期のJR中央本線 (信濃境駅~田立駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.8万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -27.0%( -1.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 179 件(1年前(2019年)に比べて +79.0%( +79件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 151.5 坪 (昨年 154.5 坪から -2.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が小幅増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。原野駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは上松駅で昨年に比べ +1392.9 %、坪単価は 3.8 万円/坪となった。
上位 2 駅(上松駅、原野駅)は +709.0 %(坪単価 +2.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(塩尻駅、岡谷駅)は -38.9 %(坪単価 -5.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 1.0 % → 2020年 1.7 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった塩尻駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.5万円/坪(3.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -41.5%( -7.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2019年)に比べて +125.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった富士見駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.8万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -7.5%( -0.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 15 件(1年前(2019年)に比べて +150.0%( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR中央本線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
信濃境駅 | 1.5万/坪 (291坪) | - | 3.6万/坪 (118坪) |
富士見駅 | 1.8万/坪 (208坪) | 1.9万/坪 (200坪) | 4.5万/坪 (293坪) |
すずらんの里駅 | - | - | 2.5万/坪 (300坪) |
青柳駅 | - | 1.8万/坪 (333坪) | - |
茅野駅 | 3.7万/坪 (185坪) | 5.8万/坪 (174坪) | 7.9万/坪 (160坪) |
上諏訪駅 | 4.6万/坪 (133坪) | 6.6万/坪 (182坪) | 7.5万/坪 (181坪) |
下諏訪駅 | 9.0万/坪 (56.5坪) | 10.1万/坪 (68.4坪) | 15.2万/坪 (61.6坪) |
岡谷駅 | 6.7万/坪 (163坪) | 10.5万/坪 (104坪) | 9.5万/坪 (130坪) |
みどり湖駅 | 3.7万/坪 (130坪) | - | 5.0万/坪 (106坪) |
塩尻駅 | 10.5万/坪 (127坪) | 18.0万/坪 (65.4坪) | 12.7万/坪 (85.6坪) |
洗馬駅 | 4.0万/坪 (160坪) | - | 2.5万/坪 (80.4坪) |
日出塩駅 | - | 1.0万/坪 (127坪) | - |
贄川駅 | - | - | - |
木曽平沢駅 | 4.6万/坪 (30.3坪) | - | - |
奈良井駅 | - | - | - |
藪原駅 | - | - | 2.5万/坪 (142坪) |
宮ノ越駅 | - | - | 5.2万/坪 (139坪) |
原野駅 | 3.6万/坪 (75.6坪) | 2.9万/坪 (66.6坪) | 3.2万/坪 (157坪) |
木曽福島駅 | 4.1万/坪 (189坪) | 3.5万/坪 (188坪) | 0.3万/坪 (218坪) |
上松駅 | 3.8万/坪 (75.6坪) | 0.26万/坪 (213坪) | - |
倉本駅 | - | - | - |
須原駅 | - | - | - |
大桑駅 | - | - | - |
野尻駅 | - | 2.5万/坪 (21.2坪) | - |
十二兼駅 | - | - | - |
南木曽駅 | - | 0.9万/坪 (85.5坪) | 2.1万/坪 (45.4坪) |
田立駅 | - | 1.1万/坪 (230坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
上松駅 3.8 万/坪(昨年同期比 +1392.9 %)
上松駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.8万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +1392.9%( +3.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 213.3 坪から -64.5 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 20.0 分 → 2020年 13.0 分、-35.0 %と大きく減少)
原野駅 3.6 万/坪(昨年同期比 +25.1 %)
原野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.6万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +25.1%( +0.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 66.6 坪から +13.6 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 30.0 分 → 2020年 14.0 分、-53.3 %と大きく減少)
塩尻駅 10.5 万/坪(昨年同期比 -41.5 %)
塩尻駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.5万円/坪(3.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -41.5%( -7.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2019年)に比べて +125.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 127.1 坪 (昨年 65.4 坪から +94.2 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 12.2 分 → 2020年 20.6 分、+67.8 %と大きく増加)
岡谷駅 6.7 万/坪(昨年同期比 -36.2 %)
岡谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.7万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -36.2%( -3.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2019年)に比べて +44.4%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 162.7 坪 (昨年 104.2 坪から +56.1 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2019年 33.4 分 → 2020年 40.1 分、+19.8 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示