【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年4月〜6月期のJR大村線 (早岐駅～諫早駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.8万円/坪(3.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -16.3％( -1.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 71 件(１年前(2018年)に比べて +22.4％( +13件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 109.9 坪 (昨年 116.5 坪から -5.6 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。川棚駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは岩松駅で昨年に比べ +607.3 ％、坪単価は 13.7 万円/坪となった。
上位 2 駅(岩松駅、川棚駅)は +316.4 ％(坪単価 +6.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(彼杵駅、諏訪駅)は -52.4 ％(坪単価 -4.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 1.7 ％ → 2019年 2.8 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 20.8 分 → 2019年 27.2 分、+30.8 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった早岐駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.8万円/坪(4.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -35.4％( -8.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2018年)に比べて +125.0％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった彼杵駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.1万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -53.2％( -2.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR大村線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 早岐駅 | 14.8万/坪 (52.9坪) | 23.0万/坪 (48.0坪) | 16.0万/坪 (89.7坪) |
| ハウステンボス駅 | 5.9万/坪 (168坪) | - | 4.3万/坪 (73.4坪) |
| 南風崎駅 | - | - | - |
| 小串郷駅 | - | 3.4万/坪 (191坪) | - |
| 川棚駅 | 6.2万/坪 (68.8坪) | 4.9万/坪 (268坪) | 11.7万/坪 (98.3坪) |
| 彼杵駅 | 2.1万/坪 (209坪) | 4.5万/坪 (99.8坪) | 3.3万/坪 (45.4坪) |
| 千綿駅 | 4.5万/坪 (84.7坪) | - | - |
| 松原駅 | 5.7万/坪 (74.1坪) | 7.3万/坪 (145坪) | 4.4万/坪 (112坪) |
| 竹松駅 | 10.0万/坪 (143坪) | 12.2万/坪 (134坪) | 9.9万/坪 (142坪) |
| 諏訪駅 | 6.9万/坪 (115坪) | 14.3万/坪 (71.1坪) | 8.6万/坪 (179坪) |
| 大村駅 | 11.4万/坪 (81.3坪) | 12.4万/坪 (99.5坪) | 12.7万/坪 (106坪) |
| 岩松駅 | 13.7万/坪 (90.8坪) | 1.9万/坪 (424坪) | 0.6万/坪 (514坪) |
| 諫早駅 | 9.6万/坪 (145坪) | 11.6万/坪 (64.1坪) | 16.0万/坪 (77.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
岩松駅 13.7 万/坪(昨年同期比 +607.3 ％)
岩松駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.7万円/坪(4.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +607.3％( +11.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 90.8 坪 (昨年 423.5 坪から -78.6 ％減)。
川棚駅 6.2 万/坪(昨年同期比 +25.5 ％)
川棚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.2万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +25.5％( +1.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2018年)に比べて +25.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 68.8 坪 (昨年 267.7 坪から -74.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 11.5 分 → 2019年 23.6 分、+105.2 ％と大きく増加)
彼杵駅 2.1 万/坪(昨年同期比 -53.2 ％)
彼杵駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.1万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -53.2％( -2.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 208.7 坪 (昨年 99.8 坪から +109.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 12.0 分 → 2019年 5.0 分、-58.3 ％と大きく減少)
諏訪駅 6.9 万/坪(昨年同期比 -51.6 ％)
諏訪駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.9万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -51.6％( -7.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(１年前(2018年)に比べて +300.0％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 115.3 坪 (昨年 71.1 坪から +62.2 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2018年 15.5 分 → 2019年 18.0 分、+16.1 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示