
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年1月〜3月期のJR佐世保線 (三河内駅~佐世保駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.0万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +58.0%( +5.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 22 件(1年前(2018年)に比べて -26.7%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 81.2 坪 (昨年 111.3 坪から -27.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。上昇基調の駅が大きく上回った。三河内駅、佐世保駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは日宇駅で昨年に比べ +199.6 %、坪単価は 9.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(日宇駅)は +199.6 %(坪単価 +6.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(早岐駅)は +15.1 %(坪単価 +2.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 34.4 分 → 2019年 26.4 分、-23.4 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 3.3 % → 2019年 4.5 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった佐世保駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.2万円/坪(5.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +64.6%( +7.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて -41.7%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった三河内駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.3万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +56.3%( +1.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR佐世保線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
三河内駅 | 5.3万/坪 (77.9坪) | 3.4万/坪 (110坪) | - |
早岐駅 | 16.4万/坪 (54.3坪) | 14.2万/坪 (69.6坪) | 16.8万/坪 (81.7坪) |
大塔駅 | - | 16.5万/坪 (66.6坪) | - |
日宇駅 | 9.1万/坪 (71.1坪) | 3.0万/坪 (106坪) | 6.6万/坪 (151坪) |
佐世保駅 | 18.2万/坪 (111坪) | 11.1万/坪 (107坪) | 14.2万/坪 (126坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
日宇駅 9.1 万/坪(昨年同期比 +199.6 %)
日宇駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.1万円/坪(2.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +199.6%( +6.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 71.1 坪 (昨年 105.9 坪から -32.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 24.0 分 → 2019年 17.2 分、-28.1 %と大きく減少)
早岐駅 16.4 万/坪(昨年同期比 +15.1 %)
早岐駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.4万円/坪(5.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +15.1%( +2.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2018年)に比べて +33.3%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 54.3 坪 (昨年 69.6 坪から -22.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 16.8 分 → 2019年 11.0 分、-34.7 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示