【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜3月期の西九州新幹線 (諫早駅~長崎駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.0万円/坪(7.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +90.5%( +10.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 22 件(1年前(2021年)に比べて -37.1%( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 74.1 坪 (昨年 144.9 坪から -48.8 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。長崎駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは長崎駅で昨年に比べ +90.7 %、坪単価は 29.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(長崎駅)は +90.7 %(坪単価 +14.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(諫早駅)は +16.8 %(坪単価 +1.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 57.8 分 → 2022年 44.2 分、-23.6 %と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった長崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.7万円/坪(9.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +90.7%( +14.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2021年)に比べて +7.7%( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった諫早駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.3万円/坪(3.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +16.8%( +1.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて -63.6%( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
西九州新幹線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
諫早駅 | 11.3万/坪 (137坪) | 9.7万/坪 (207坪) | 13.8万/坪 (124坪) |
長崎駅 | 29.7万/坪 (38.5坪) | 15.6万/坪 (54.7坪) | 27.5万/坪 (78.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
長崎駅 29.7 万/坪(昨年同期比 +90.7 %)
長崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.7万円/坪(9.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +90.7%( +14.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2021年)に比べて +7.7%( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均土地面積は 38.5 坪 (昨年 54.7 坪から -29.7 %減)。
諫早駅 11.3 万/坪(昨年同期比 +16.8 %)
諫早駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.3万円/坪(3.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +16.8%( +1.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて -63.6%( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 136.5 坪 (昨年 206.6 坪から -33.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 59.8 分 → 2022年 26.2 分、-56.1 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示