【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年4月〜6月期の西九州新幹線 (諫早駅～長崎駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.0万円/坪(11.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +70.7％( +15.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 23 件(１年前(2019年)に比べて -8.0％( -2件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 104.0 坪 (昨年 123.4 坪から -15.7 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。長崎駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは長崎駅で昨年に比べ +99.9 ％、坪単価は 60.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(長崎駅)は +99.9 ％(坪単価 +30.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(諫早駅)は +17.6 ％(坪単価 +1.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2019年 59.3 分 → 2020年 48.3 分、-18.4 ％と減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった長崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.6万円/坪(18.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +99.9％( +30.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(１年前(2019年)に比べて -14.3％( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった諫早駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.3万円/坪(3.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +17.6％( +1.7万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 11 件(前年比変わらず)。
| 西九州新幹線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 諫早駅 | 11.3万/坪 (116坪) | 9.6万/坪 (145坪) | 11.6万/坪 (64.1坪) |
| 長崎駅 | 60.6万/坪 (92.8坪) | 30.3万/坪 (108坪) | 47.9万/坪 (79.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
長崎駅 60.6 万/坪(昨年同期比 +99.9 ％)
長崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.6万円/坪(18.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +99.9％( +30.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(１年前(2019年)に比べて -14.3％( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 92.8 坪 (昨年 108.0 坪から -14.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2019年 65.4 分 → 2020年 52.8 分、-19.2 ％と減少)
諫早駅 11.3 万/坪(昨年同期比 +17.6 ％)
諫早駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.3万円/坪(3.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +17.6％( +1.7万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 11 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 116.3 坪 (昨年 144.9 坪から -19.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2019年 51.5 分 → 2020年 43.5 分、-15.7 ％と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示