【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年7月〜9月期の松浦鉄道 (今福駅～佐世保駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.4万円/坪(2.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -18.3％( -2.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 41 件(１年前(2021年)に比べて +24.2％( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 96.6 坪 (昨年 116.0 坪から -16.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。松浦駅、江迎鹿町駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは大学駅で昨年に比べ +224.2 ％、坪単価は 12.0 万円/坪となった。
上位 2 駅(大学駅、野中駅)は +202.8 ％(坪単価 +5.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(左石駅、佐世保駅)は -73.3 ％(坪単価 -16.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 12.1 ％ → 2022年 17.1 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 24.2 分 → 2022年 31.9 分、+31.9 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった棚方駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.2万円/坪(4.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -12.4％( -1.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となったたびら平戸口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.7万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -17.0％( -0.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 松浦鉄道 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 今福駅 | - | - | - |
| 鷹島口駅 | - | - | - |
| 前浜駅 | - | - | - |
| 調川駅 | - | - | - |
| 松浦駅 | 6.1万/坪 (78.7坪) | 3.6万/坪 (58.0坪) | 5.1万/坪 (113坪) |
| 松浦発電所前駅 | - | - | - |
| 御厨駅 | - | - | 4.6万/坪 (106坪) |
| 西木場駅 | - | - | - |
| 中田平駅 | - | - | - |
| たびら平戸口駅 | 1.7万/坪 (58.2坪) | 2.0万/坪 (227坪) | - |
| 西田平駅 | - | 3.6万/坪 (93.8坪) | 0.21万/坪 (48.4坪) |
| すえたちばな駅 | - | - | - |
| 江迎鹿町駅 | 5.2万/坪 (124坪) | 3.2万/坪 (210坪) | 1.5万/坪 (148坪) |
| 高岩駅 | - | - | - |
| いのつき駅 | - | - | - |
| 潜竜ケ滝駅 | 4.5万/坪 (12.9坪) | - | - |
| 吉井駅 | - | - | - |
| 神田駅 | 3.7万/坪 (218坪) | - | - |
| 清峰高校前駅 | - | - | - |
| 佐々駅 | 21.7万/坪 (96.8坪) | - | 20.2万/坪 (54.5坪) |
| 小浦駅 | 8.5万/坪 (71.1坪) | 9.7万/坪 (51.4坪) | 20.0万/坪 (46.9坪) |
| 真申駅 | 9.9万/坪 (15.1坪) | - | - |
| 棚方駅 | 13.2万/坪 (56.0坪) | 15.1万/坪 (56.7坪) | - |
| 相浦駅 | - | - | 7.6万/坪 (52.9坪) |
| 大学駅 | 12.0万/坪 (99.8坪) | 3.7万/坪 (41.6坪) | 10.8万/坪 (118坪) |
| 上相浦駅 | 20.4万/坪 (66.6坪) | - | 23.0万/坪 (34.8坪) |
| 本山駅 | - | - | - |
| 中里駅 | - | 17.9万/坪 (72.6坪) | - |
| 皆瀬駅 | 12.2万/坪 (116坪) | 4.3万/坪 (39.3坪) | - |
| 野中駅 | 3.3万/坪 (244坪) | 1.2万/坪 (172坪) | - |
| 左石駅 | 2.0万/坪 (127坪) | 17.0万/坪 (69.1坪) | 15.5万/坪 (158坪) |
| 泉福寺駅 | - | 17.8万/坪 (393坪) | 17.1万/坪 (109坪) |
| 山の田駅 | 16.4万/坪 (50.7坪) | - | - |
| 北佐世保駅 | - | - | - |
| 中佐世保駅 | - | - | - |
| 佐世保中央駅 | - | - | - |
| 佐世保駅 | 12.6万/坪 (111坪) | 30.2万/坪 (115坪) | 10.6万/坪 (50.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
大学駅 12.0 万/坪(昨年同期比 +224.2 ％)
大学駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.0万円/坪(3.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +224.2％( +8.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 41.6 坪から +140.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 20.0 分 → 2022年 24.5 分、+22.5 ％と大きく増加)
野中駅 3.3 万/坪(昨年同期比 +181.5 ％)
野中駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +181.5％( +2.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 243.5 坪 (昨年 172.4 坪から +41.2 ％増)。
左石駅 2.0 万/坪(昨年同期比 -88.4 ％)
左石駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -88.4％( -15.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 127.1 坪 (昨年 69.1 坪から +83.9 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 7.3 分 → 2022年 11.0 分、+50.0 ％と大きく増加)
佐世保駅 12.6 万/坪(昨年同期比 -58.3 ％)
佐世保駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.6万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -58.3％( -17.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2021年)に比べて +16.7％( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 110.6 坪 (昨年 115.5 坪から -4.2 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 26.7 分 → 2022年 49.3 分、+84.8 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示