【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年7月〜9月期の島原鉄道 (諫早駅～島原港駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.9万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +9.7％( +0.7万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 35 件(１年前(2021年)に比べて -14.6％( -6件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 85.9 坪 (昨年 134.6 坪から -36.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。霊丘公園体育館駅、島原港駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは島原港駅で昨年に比べ +37.6 ％、坪単価は 5.3 万円/坪となった。
上位 2 駅(島原港駅、霊丘公園体育館駅)は +34.6 ％(坪単価 +2.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(島原駅、吾妻駅)は -34.9 ％(坪単価 -1.8 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 22.6 分 → 2022年 26.9 分、+19.3 ％と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった諫早駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.5万円/坪(4.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +16.1％( +1.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 10 件(１年前(2021年)に比べて +25.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった吾妻駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -23.0％( -0.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| 島原鉄道 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 諫早駅 | 13.5万/坪 (113坪) | 11.6万/坪 (137坪) | 11.3万/坪 (137坪) |
| 本諫早駅 | - | - | 7.1万/坪 (219坪) |
| 幸駅 | - | 12.6万/坪 (77.4坪) | 6.8万/坪 (103坪) |
| 小野駅 | 14.2万/坪 (60.5坪) | - | - |
| 干拓の里駅 | - | - | - |
| 森山駅 | - | - | - |
| 釜ノ鼻駅 | - | - | - |
| 諫早東高校駅 | 3.6万/坪 (203坪) | - | 5.3万/坪 (106坪) |
| 愛野駅 | 5.6万/坪 (59.4坪) | 4.9万/坪 (171坪) | 3.6万/坪 (212坪) |
| 阿母崎駅 | - | 1.2万/坪 (154坪) | - |
| 吾妻駅 | 2.0万/坪 (116坪) | 2.6万/坪 (225坪) | 2.4万/坪 (99.1坪) |
| 古部駅 | - | 1.5万/坪 (66.6坪) | - |
| 大正駅 | - | - | - |
| 西郷駅 | - | - | - |
| 神代駅 | - | - | 1.3万/坪 (191坪) |
| 多比良駅 | 4.8万/坪 (55.5坪) | 4.0万/坪 (129坪) | 3.0万/坪 (80.7坪) |
| 有明湯江駅 | - | 4.3万/坪 (200坪) | - |
| 大三東駅 | - | - | - |
| 松尾駅 | - | - | - |
| 三会駅 | - | 0.8万/坪 (25.7坪) | 6.8万/坪 (49.9坪) |
| 島原駅 | 3.4万/坪 (112坪) | 6.4万/坪 (134坪) | 3.3万/坪 (56.0坪) |
| 霊丘公園体育館駅 | 13.2万/坪 (38.6坪) | 10.0万/坪 (75.6坪) | 12.7万/坪 (46.9坪) |
| 島原船津駅 | - | - | - |
| 島原港駅 | 5.3万/坪 (52.3坪) | 3.9万/坪 (168坪) | 4.7万/坪 (106坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
島原港駅 5.3 万/坪(昨年同期比 +37.6 ％)
島原港駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.3万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +37.6％( +1.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2021年)に比べて +200.0％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 52.3 坪 (昨年 168.4 坪から -69.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 15.3 分 → 2022年 10.0 分、-34.8 ％と大きく減少)
霊丘公園体育館駅 13.2 万/坪(昨年同期比 +31.6 ％)
霊丘公園体育館駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.2万円/坪(4.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +31.6％( +3.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 38.6 坪 (昨年 75.6 坪から -49.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 8.0 分 → 2022年 7.0 分、-12.5 ％と減少)
島原駅 3.4 万/坪(昨年同期比 -46.8 ％)
島原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.4万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -46.8％( -3.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -71.4％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 111.9 坪 (昨年 134.0 坪から -16.5 ％減)。
吾妻駅 2.0 万/坪(昨年同期比 -23.0 ％)
吾妻駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -23.0％( -0.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 116.5 坪 (昨年 225.4 坪から -48.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 20.0 分 → 2022年 25.0 分、+25.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示