この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています

【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年1月〜3月期のJR鹿島線 (潮来駅~鹿島サッカースタジアム駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.4万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +44.2%( +1.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 52 件(1年前(2018年)に比べて -3.7%( -2件/坪)と小幅に減少しています。)。
平均土地面積は 156.2 坪 (昨年 141.8 坪から +10.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。潮来駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは延方駅で昨年に比べ +3129.4 %、坪単価は 1.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(延方駅)は +3129.4 %(坪単価 +1.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鹿島神宮駅)は +11.7 %(坪単価 +0.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 70.1 分 → 2019年 51.1 分、-27.1 %と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鹿島サッカースタジアム駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.2万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +122.8%( +4.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった延方駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.9万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +3129.4%( +1.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +16.7%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
JR鹿島線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
潮来駅 | 2.3万/坪 (140坪) | 1.4万/坪 (141坪) | 1.8万/坪 (206坪) |
延方駅 | 1.9万/坪 (127坪) | 0.06万/坪 (294坪) | 0.9万/坪 (213坪) |
鹿島神宮駅 | 5.6万/坪 (170坪) | 5.0万/坪 (118坪) | 6.0万/坪 (171坪) |
鹿島サッカースタジアム駅 | 7.2万/坪 (103坪) | 3.2万/坪 (130坪) | 2.6万/坪 (222坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
延方駅 1.9 万/坪(昨年同期比 +3129.4 %)
延方駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.9万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +3129.4%( +1.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +16.7%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 126.5 坪 (昨年 294.2 坪から -57.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 110.0 分 → 2019年 15.0 分、-86.4 %と大きく減少)
鹿島神宮駅 5.6 万/坪(昨年同期比 +11.7 %)
鹿島神宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.6万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +11.7%( +0.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 32 件(1年前(2018年)に比べて +23.1%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 169.8 坪 (昨年 117.8 坪から +44.1 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 41.6 分 → 2019年 56.0 分、+34.6 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示