【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年10月〜12月期の関東鉄道常総線 (取手駅~下館駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.4万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -8.4%( -0.6万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 125 件(1年前(2020年)に比べて -25.1%( -42件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 126.5 坪 (昨年 158.2 坪から -20.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が小幅減少。
値上がりした駅数は 8 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。新取手駅、小絹駅、宗道駅、大田郷駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは稲戸井駅で昨年に比べ +254.5 %、坪単価は 13.0 万円/坪となった。
上位 2 駅(稲戸井駅、取手駅)は +213.8 %(坪単価 +9.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(下妻駅、黒子駅)は -55.9 %(坪単価 -1.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 5.4 % → 2021年 8.0 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新守谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.0万円/坪(4.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -28.6%( -6.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった黒子駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.4万円/坪(0.11万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -53.2%( -0.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
関東鉄道常総線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
取手駅 | 13.8万/坪 (63.0坪) | 5.1万/坪 (185坪) | 11.3万/坪 (150坪) |
西取手駅 | 14.3万/坪 (87.4坪) | 15.4万/坪 (57.0坪) | 12.6万/坪 (51.4坪) |
寺原駅 | 3.7万/坪 (47.4坪) | - | 6.6万/坪 (75.6坪) |
新取手駅 | 8.3万/坪 (71.1坪) | 5.8万/坪 (514坪) | 12.1万/坪 (55.2坪) |
ゆめみ野駅 | 7.1万/坪 (90.8坪) | 9.6万/坪 (72.6坪) | 15.5万/坪 (70.0坪) |
稲戸井駅 | 13.0万/坪 (99.8坪) | 3.7万/坪 (299坪) | 5.2万/坪 (57.5坪) |
戸頭駅 | - | 4.4万/坪 (206坪) | 12.0万/坪 (87.7坪) |
南守谷駅 | - | 14.7万/坪 (86.6坪) | - |
守谷駅 | 6.5万/坪 (134坪) | 8.1万/坪 (181坪) | 7.7万/坪 (141坪) |
新守谷駅 | 15.0万/坪 (77.6坪) | 21.0万/坪 (70.8坪) | 10.8万/坪 (98.3坪) |
小絹駅 | 12.8万/坪 (72.6坪) | 8.9万/坪 (230坪) | 5.0万/坪 (163坪) |
水海道駅 | 3.5万/坪 (154坪) | 3.0万/坪 (202坪) | 5.3万/坪 (141坪) |
北水海道駅 | 3.5万/坪 (28.7坪) | - | - |
中妻駅 | 4.5万/坪 (28.7坪) | - | 0.8万/坪 (363坪) |
三妻駅 | - | 2.1万/坪 (114坪) | 2.8万/坪 (141坪) |
南石下駅 | 5.5万/坪 (103坪) | - | 3.0万/坪 (90.8坪) |
石下駅 | 3.5万/坪 (139坪) | 5.9万/坪 (60.8坪) | 3.1万/坪 (289坪) |
玉村駅 | - | 0.23万/坪 (103坪) | 2.4万/坪 (206坪) |
宗道駅 | 4.6万/坪 (228坪) | 2.4万/坪 (164坪) | 2.0万/坪 (150坪) |
下妻駅 | 1.9万/坪 (135坪) | 4.6万/坪 (136坪) | 3.6万/坪 (134坪) |
大宝駅 | - | 1.9万/坪 (236坪) | 3.3万/坪 (209坪) |
騰波ノ江駅 | - | 1.7万/坪 (69.6坪) | - |
黒子駅 | 0.4万/坪 (328坪) | 0.8万/坪 (257坪) | 5.4万/坪 (274坪) |
大田郷駅 | 4.5万/坪 (137坪) | 3.4万/坪 (77.6坪) | 5.3万/坪 (110坪) |
下館駅 | 6.4万/坪 (117坪) | 5.4万/坪 (159坪) | 4.3万/坪 (161坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
稲戸井駅 13.0 万/坪(昨年同期比 +254.5 %)
稲戸井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.0万円/坪(3.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +254.5%( +9.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 299.5 坪から -66.7 %減)。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)
取手駅 13.8 万/坪(昨年同期比 +173.0 %)
取手駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.8万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +173.0%( +8.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 63.0 坪 (昨年 185.3 坪から -66.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 49.2 分 → 2021年 21.7 分、-55.9 %と大きく減少)
下妻駅 1.9 万/坪(昨年同期比 -58.6 %)
下妻駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.9万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -58.6%( -2.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(1年前(2020年)に比べて -20.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 134.9 坪 (昨年 136.4 坪から -1.1 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 46.2 分 → 2021年 62.4 分、+35.1 %と大きく増加)
黒子駅 0.4 万/坪(昨年同期比 -53.2 %)
黒子駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.4万円/坪(0.11万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -53.2%( -0.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 327.7 坪 (昨年 257.1 坪から +27.5 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 30.0 分 → 2021年 23.8 分、-20.8 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示