【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜3月期の東武桐生線 (太田駅~赤城駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.2万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -32.0%( -3.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 28 件(1年前(2022年)に比べて -34.9%( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 142.0 坪 (昨年 135.0 坪から +5.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。新桐生駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは太田駅で昨年に比べ -58.3 %、坪単価は 6.6 万円/坪となった。
上位 2 駅(三枚橋駅、相老駅)は +55.1 %(坪単価 +4.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(太田駅、藪塚駅)は -55.0 %(坪単価 -7.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 2.3 % → 2023年 3.6 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった三枚橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.9万円/坪(4.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +108.1%( +8.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -87.5%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新桐生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.4万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -1.7%( -0.1万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
東武桐生線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
太田駅 | 6.6万/坪 (94.8坪) | 15.9万/坪 (141坪) | 9.2万/坪 (167坪) |
三枚橋駅 | 15.9万/坪 (75.6坪) | 7.6万/坪 (128坪) | 3.1万/坪 (319坪) |
治良門橋駅 | - | - | 4.2万/坪 (170坪) |
藪塚駅 | 5.3万/坪 (301坪) | 10.9万/坪 (124坪) | 7.0万/坪 (104坪) |
阿左美駅 | - | 2.9万/坪 (182坪) | 7.6万/坪 (109坪) |
新桐生駅 | 4.4万/坪 (77.1坪) | 4.5万/坪 (213坪) | 5.2万/坪 (188坪) |
相老駅 | 10.1万/坪 (108坪) | 9.9万/坪 (106坪) | 5.6万/坪 (151坪) |
赤城駅 | 6.7万/坪 (145坪) | 8.0万/坪 (105坪) | 6.0万/坪 (71.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
三枚橋駅 15.9 万/坪(昨年同期比 +108.1 %)
三枚橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.9万円/坪(4.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +108.1%( +8.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -87.5%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 128.0 坪から -40.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 19.4 分 → 2023年 9.0 分、-53.5 %と大きく減少)
相老駅 10.1 万/坪(昨年同期比 +2.1 %)
相老駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.1万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +2.1%( +0.2万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2022年)に比べて -25.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 107.9 坪 (昨年 105.6 坪から +2.1 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 23.0 分 → 2023年 15.2 分、-34.1 %と大きく減少)
太田駅 6.6 万/坪(昨年同期比 -58.3 %)
太田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.6万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -58.3%( -9.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2022年)に比べて -53.8%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 94.8 坪 (昨年 141.3 坪から -32.9 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 24.2 分 → 2023年 29.7 分、+22.8 %と大きく増加)
藪塚駅 5.3 万/坪(昨年同期比 -51.7 %)
藪塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.3万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -51.7%( -5.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2022年)に比べて +50.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 301.3 坪 (昨年 124.0 坪から +142.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 25.8 分 → 2023年 23.0 分、-10.7 %と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示