【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜12月期の東武桐生線 (太田駅~赤城駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.1万円/坪(2.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +25.6%( +1.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 184 件(1年前(2021年)に比べて -34.3%( -96件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 131.6 坪 (昨年 151.5 坪から -13.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全体的に上昇基調。太田駅、三枚橋駅、治良門橋駅、相老駅、赤城駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは三枚橋駅で昨年に比べ +82.9 %、坪単価は 6.4 万円/坪となった。
上位 2 駅(三枚橋駅、相老駅)は +81.1 %(坪単価 +3.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(新桐生駅、阿左美駅)は -21.8 %(坪単価 -1.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 1.8 % → 2022年 1.1 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった太田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.3万円/坪(4.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +25.5%( +2.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 57 件(1年前(2021年)に比べて -30.5%( -25件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった阿左美駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.0万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -21.6%( -1.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 14 件(1年前(2021年)に比べて -36.4%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
東武桐生線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
太田駅 | 14.3万/坪 (118坪) | 11.4万/坪 (131坪) | 10.9万/坪 (149坪) |
三枚橋駅 | 6.4万/坪 (140坪) | 3.5万/坪 (276坪) | 7.9万/坪 (107坪) |
治良門橋駅 | 6.0万/坪 (82.9坪) | 5.0万/坪 (118坪) | 4.8万/坪 (130坪) |
藪塚駅 | 6.4万/坪 (185坪) | 5.5万/坪 (168坪) | 5.8万/坪 (167坪) |
阿左美駅 | 5.0万/坪 (164坪) | 6.4万/坪 (126坪) | 4.9万/坪 (174坪) |
新桐生駅 | 5.1万/坪 (125坪) | 6.5万/坪 (104坪) | 7.3万/坪 (109坪) |
相老駅 | 9.2万/坪 (97.0坪) | 5.1万/坪 (109坪) | 10.3万/坪 (85.1坪) |
赤城駅 | 8.1万/坪 (119坪) | 5.4万/坪 (123坪) | 5.2万/坪 (95.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
三枚橋駅 6.4 万/坪(昨年同期比 +82.9 %)
三枚橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.4万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +82.9%( +2.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 16 件(1年前(2021年)に比べて -79.5%( -62件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 140.3 坪 (昨年 276.0 坪から -49.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 28.3 分 → 2022年 22.5 分、-20.4 %と大きく減少)
相老駅 9.2 万/坪(昨年同期比 +79.4 %)
相老駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.2万円/坪(2.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +79.4%( +4.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 20 件(1年前(2021年)に比べて -9.1%( -2件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 97.0 坪 (昨年 109.1 坪から -11.1 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 18.5 分 → 2022年 21.7 分、+17.3 %と増加)
新桐生駅 5.1 万/坪(昨年同期比 -22.1 %)
新桐生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.1万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -22.1%( -1.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 15 件(1年前(2021年)に比べて -48.3%( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 125.2 坪 (昨年 104.5 坪から +19.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 28.5 分 → 2022年 21.5 分、-24.6 %と大きく減少)
阿左美駅 5.0 万/坪(昨年同期比 -21.6 %)
阿左美駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.0万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -21.6%( -1.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 14 件(1年前(2021年)に比べて -36.4%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 163.9 坪 (昨年 126.3 坪から +29.7 %増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示