【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜12月期の東武桐生線 (太田駅～赤城駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.3万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -5.7％( -0.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 280 件(１年前(2020年)に比べて +62.8％( +108件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 151.5 坪 (昨年 139.8 坪から +8.4 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。阿左美駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは阿左美駅で昨年に比べ +29.5 ％、坪単価は 6.4 万円/坪となった。
上位 2 駅(阿左美駅、治良門橋駅)は +17.2 ％(坪単価 +0.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(三枚橋駅、相老駅)は -52.9 ％(坪単価 -4.8 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 2.3 ％ → 2021年 1.8 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった太田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.4万円/坪(3.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +4.8％( +0.5万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 82 件(１年前(2020年)に比べて +43.9％( +25件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった三枚橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.5万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -55.7％( -4.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 78 件(１年前(2020年)に比べて +766.7％( +69件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 東武桐生線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 太田駅 | 11.4万/坪 (131坪) | 10.9万/坪 (149坪) | 14.8万/坪 (144坪) |
| 三枚橋駅 | 3.5万/坪 (276坪) | 7.9万/坪 (107坪) | 7.0万/坪 (148坪) |
| 治良門橋駅 | 5.0万/坪 (118坪) | 4.8万/坪 (130坪) | 4.7万/坪 (159坪) |
| 藪塚駅 | 5.5万/坪 (168坪) | 5.8万/坪 (167坪) | 4.6万/坪 (194坪) |
| 阿左美駅 | 6.4万/坪 (126坪) | 4.9万/坪 (174坪) | 6.7万/坪 (129坪) |
| 新桐生駅 | 6.5万/坪 (104坪) | 7.3万/坪 (109坪) | 5.5万/坪 (159坪) |
| 相老駅 | 5.1万/坪 (109坪) | 10.3万/坪 (85.1坪) | 5.6万/坪 (150坪) |
| 赤城駅 | 5.4万/坪 (123坪) | 5.2万/坪 (95.4坪) | 6.0万/坪 (75.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
阿左美駅 6.4 万/坪(昨年同期比 +29.5 ％)
阿左美駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.4万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +29.5％( +1.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 22 件(１年前(2020年)に比べて +57.1％( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 126.3 坪 (昨年 174.4 坪から -27.6 ％減)。
治良門橋駅 5.0 万/坪(昨年同期比 +4.9 ％)
治良門橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.0万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +4.9％( +0.2万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 11 件(１年前(2020年)に比べて -38.9％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 117.7 坪 (昨年 129.6 坪から -9.2 ％減)。
三枚橋駅 3.5 万/坪(昨年同期比 -55.7 ％)
三枚橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.5万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -55.7％( -4.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 78 件(１年前(2020年)に比べて +766.7％( +69件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 276.0 坪 (昨年 106.6 坪から +158.8 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 19.3 分 → 2021年 28.3 分、+46.2 ％と大きく増加)
相老駅 5.1 万/坪(昨年同期比 -50.2 ％)
相老駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.1万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -50.2％( -5.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 22 件(１年前(2020年)に比べて +175.0％( +14件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 109.1 坪 (昨年 85.1 坪から +28.1 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示