【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年7月〜9月期の東武桐生線 (太田駅～赤城駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.3万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -3.3％( -0.2万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 48 件(１年前(2020年)に比べて +9.1％( +4件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均土地面積は 126.3 坪 (昨年 167.1 坪から -24.4 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が小幅減少。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。阿左美駅、新桐生駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは阿左美駅で昨年に比べ +53.3 ％、坪単価は 7.0 万円/坪となった。
上位 2 駅(阿左美駅、新桐生駅)は +38.4 ％(坪単価 +1.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(相老駅、三枚橋駅)は -48.6 ％(坪単価 -4.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 28.6 分 → 2021年 22.6 分、-21.1 ％と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった太田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.6万円/坪(3.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +10.0％( +1.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 14 件(１年前(2020年)に比べて -17.6％( -3件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった赤城駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.5万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -38.9％( -2.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| 東武桐生線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 太田駅 | 11.6万/坪 (126坪) | 10.5万/坪 (119坪) | 15.4万/坪 (146坪) |
| 三枚橋駅 | 5.0万/坪 (59.7坪) | 8.7万/坪 (117坪) | 4.8万/坪 (103坪) |
| 治良門橋駅 | 6.1万/坪 (102坪) | - | 7.8万/坪 (90.8坪) |
| 藪塚駅 | 4.1万/坪 (178坪) | 3.7万/坪 (327坪) | 6.5万/坪 (328坪) |
| 阿左美駅 | 7.0万/坪 (159坪) | 4.5万/坪 (231坪) | 6.5万/坪 (160坪) |
| 新桐生駅 | 7.1万/坪 (84.4坪) | 5.8万/坪 (115坪) | 5.3万/坪 (126坪) |
| 相老駅 | 4.5万/坪 (104坪) | 10.0万/坪 (78.7坪) | 4.1万/坪 (244坪) |
| 赤城駅 | 3.5万/坪 (132坪) | 5.8万/坪 (86.2坪) | 8.1万/坪 (83.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
阿左美駅 7.0 万/坪(昨年同期比 +53.3 ％)
阿左美駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.0万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +53.3％( +2.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて +66.7％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 158.8 坪 (昨年 230.9 坪から -31.2 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 22.0 分 → 2021年 19.2 分、-12.7 ％と減少)
新桐生駅 7.1 万/坪(昨年同期比 +23.4 ％)
新桐生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.1万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +23.4％( +1.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 84.4 坪 (昨年 115.3 坪から -26.8 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 16.0 分 → 2021年 20.6 分、+28.8 ％と大きく増加)
相老駅 4.5 万/坪(昨年同期比 -55.2 ％)
相老駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.5万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -55.2％( -5.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて +150.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 103.6 坪 (昨年 78.7 坪から +31.7 ％増)。
三枚橋駅 5.0 万/坪(昨年同期比 -42.0 ％)
三枚橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.0万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -42.0％( -3.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 59.7 坪 (昨年 117.2 坪から -49.0 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 15.8 分 → 2021年 26.5 分、+68.3 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示