【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期のJR花輪線 (湯瀬温泉駅～大館駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.5万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +27.7％( +1.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(１年前(2023年)に比べて -19.0％( -4件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 172.6 坪 (昨年 131.0 坪から +31.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。十和田南駅、大館駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは十和田南駅で昨年に比べ +81.5 ％、坪単価は 4.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(十和田南駅)は +81.5 ％(坪単価 +1.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(扇田駅)は -43.3 ％(坪単価 -1.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 33.8 分 → 2024年 26.6 分、-21.4 ％と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大館駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.4万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +37.6％( +1.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(１年前(2023年)に比べて -7.7％( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった八幡平駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.11万円/坪(0.03万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -31.2％( -0.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR花輪線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 湯瀬温泉駅 | - | - | - |
| 八幡平駅 | 0.11万/坪 (90.8坪) | 0.16万/坪 (188坪) | 0.03万/坪 (333坪) |
| 陸中大里駅 | - | - | - |
| 鹿角花輪駅 | - | 4.4万/坪 (99.8坪) | 3.5万/坪 (119坪) |
| 柴平駅 | - | - | - |
| 十和田南駅 | 4.0万/坪 (115坪) | 2.2万/坪 (242坪) | 1.2万/坪 (121坪) |
| 末広駅 | - | - | - |
| 土深井駅 | - | - | - |
| 沢尻駅 | - | - | - |
| 十二所駅 | - | - | 1.7万/坪 (189坪) |
| 大滝温泉駅 | - | - | - |
| 扇田駅 | 1.4万/坪 (278坪) | 2.5万/坪 (120坪) | 3.7万/坪 (77.6坪) |
| 東大館駅 | - | - | - |
| 大館駅 | 5.4万/坪 (171坪) | 3.9万/坪 (127坪) | 4.8万/坪 (123坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
十和田南駅 4.0 万/坪(昨年同期比 +81.5 ％)
十和田南駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.0万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +81.5％( +1.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 115.0 坪 (昨年 242.0 坪から -52.5 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 9.0 分 → 2024年 19.5 分、+116.7 ％と大きく増加)
扇田駅 1.4 万/坪(昨年同期比 -43.3 ％)
扇田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.4万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -43.3％( -1.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 278.3 坪 (昨年 120.0 坪から +131.9 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 20.0 分 → 2024年 15.5 分、-22.5 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示