【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜12月期のJR田沢湖線 (田沢湖駅~大曲駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.7万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +27.6%( +1.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 89 件(1年前(2020年)に比べて +23.6%( +17件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 131.4 坪 (昨年 149.2 坪から -12.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。大曲駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは羽後長野駅で昨年に比べ +532.4 %、坪単価は 3.9 万円/坪となった。
上位 2 駅(羽後長野駅、大曲駅)は +276.2 %(坪単価 +2.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(鶯野駅、羽後四ツ屋駅)は -59.1 %(坪単価 -0.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 24.3 分 → 2021年 21.1 分、-13.2 %と減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 1.4 % → 2021年 1.1 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大曲駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.3万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +20.1%( +1.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 71 件(1年前(2020年)に比べて +26.8%( +15件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった鶯野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.15万円/坪(0.04万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -88.3%( -1.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR田沢湖線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
田沢湖駅 | 1.2万/坪 (40.8坪) | 1.3万/坪 (99.8坪) | 2.5万/坪 (112坪) |
刺巻駅 | - | - | - |
神代駅 | - | 3.2万/坪 (112坪) | 0.9万/坪 (185坪) |
生田駅 | - | 0.4万/坪 (303坪) | 1.8万/坪 (160坪) |
角館駅 | 4.2万/坪 (177坪) | 4.2万/坪 (197坪) | 4.0万/坪 (83.0坪) |
鶯野駅 | 0.15万/坪 (27.2坪) | 1.3万/坪 (175坪) | - |
羽後長野駅 | 3.9万/坪 (100坪) | 0.6万/坪 (424坪) | 3.5万/坪 (66.6坪) |
鑓見内駅 | - | 0.6万/坪 (213坪) | - |
羽後四ツ屋駅 | 1.7万/坪 (92.3坪) | 2.4万/坪 (158坪) | 1.0万/坪 (112坪) |
北大曲駅 | - | - | 5.8万/坪 (62.0坪) |
大曲駅 | 6.3万/坪 (133坪) | 5.2万/坪 (131坪) | 6.4万/坪 (102坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
羽後長野駅 3.9 万/坪(昨年同期比 +532.4 %)
羽後長野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.9万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +532.4%( +3.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +400.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 100.4 坪 (昨年 423.5 坪から -76.3 %減)。
大曲駅 6.3 万/坪(昨年同期比 +20.1 %)
大曲駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.3万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +20.1%( +1.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 71 件(1年前(2020年)に比べて +26.8%( +15件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 133.1 坪 (昨年 130.6 坪から +1.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 24.6 分 → 2021年 19.0 分、-22.5 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 5.4 % → 2021年 4.2 %)
鶯野駅 0.1 万/坪(昨年同期比 -88.3 %)
鶯野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.15万円/坪(0.04万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -88.3%( -1.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 27.2 坪 (昨年 175.5 坪から -84.5 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 60.0 分 → 2021年 10.0 分、-83.3 %と大きく減少)
羽後四ツ屋駅 1.7 万/坪(昨年同期比 -30.0 %)
羽後四ツ屋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.7万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -30.0%( -0.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 92.3 坪 (昨年 158.1 坪から -41.6 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 34.2 分 → 2021年 60.0 分、+75.2 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示