【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年1月〜12月期のJR北上線 (黒沢駅～横手駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.1万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -5.6％( -0.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 80 件(１年前(2019年)に比べて +31.1％( +19件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 119.6 坪 (昨年 102.2 坪から +17.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。横手駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは黒沢駅で昨年に比べ -83.8 ％、坪単価は 0.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(横手駅)は -5.4 ％(坪単価 -0.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(黒沢駅)は -83.8 ％(坪単価 -2.1 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2019年 32.7 分 → 2020年 37.8 分、+15.4 ％と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 8.2 ％ → 2020年 1.2 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった横手駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.2万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -5.4％( -0.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 79 件(１年前(2019年)に比べて +31.7％( +19件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった黒沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.4万円/坪(0.12万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -83.8％( -2.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR北上線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 黒沢駅 | 0.4万/坪 (34.8坪) | 2.5万/坪 (60.5坪) | - |
| 相野々駅 | - | - | - |
| 横手駅 | 5.2万/坪 (121坪) | 5.5万/坪 (103坪) | 4.1万/坪 (120坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
横手駅 5.2 万/坪(昨年同期比 -5.4 ％)
横手駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.2万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -5.4％( -0.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 79 件(１年前(2019年)に比べて +31.7％( +19件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 120.7 坪 (昨年 103.0 坪から +17.2 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2019年 31.3 分 → 2020年 37.5 分、+19.8 ％と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 8.3 ％ → 2020年 1.3 ％)
黒沢駅 0.4 万/坪(昨年同期比 -83.8 ％)
黒沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.4万円/坪(0.12万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -83.8％( -2.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 34.8 坪 (昨年 60.5 坪から -42.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 120.0 分 → 2020年 60.0 分、-50.0 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示