【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年4月〜6月期のJR五能線 (東能代駅～岩館駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.9万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +14.8％( +0.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 18 件(１年前(2020年)に比べて -5.3％( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 109.0 坪 (昨年 134.3 坪から -18.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。能代駅は、昨年から 5 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは向能代駅で昨年に比べ +185.2 ％、坪単価は 4.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(向能代駅)は +185.2 ％(坪単価 +2.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(東能代駅)は -58.9 ％(坪単価 -2.8 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった能代駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.5万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +8.7％( +0.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 13 件(１年前(2020年)に比べて +8.3％( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東能代駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.9万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -58.9％( -2.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR五能線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 東能代駅 | 1.9万/坪 (193坪) | 4.7万/坪 (92.3坪) | 2.8万/坪 (152坪) |
| 能代駅 | 4.5万/坪 (92.3坪) | 4.1万/坪 (125坪) | 4.9万/坪 (157坪) |
| 向能代駅 | 4.4万/坪 (112坪) | 1.5万/坪 (254坪) | 3.3万/坪 (103坪) |
| 北能代駅 | - | 0.03万/坪 (194坪) | - |
| 鳥形駅 | - | - | - |
| 沢目駅 | - | 0.8万/坪 (136坪) | - |
| 東八森駅 | - | - | - |
| 八森駅 | 1.9万/坪 (72.6坪) | - | - |
| 滝ノ間駅 | - | - | - |
| あきた白神駅 | - | - | - |
| 岩館駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
向能代駅 4.4 万/坪(昨年同期比 +185.2 ％)
向能代駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.4万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +185.2％( +2.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 111.9 坪 (昨年 254.1 坪から -56.0 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 9.0 分 → 2021年 11.0 分、+22.2 ％と大きく増加)
東能代駅 1.9 万/坪(昨年同期比 -58.9 ％)
東能代駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.9万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -58.9％( -2.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 192.6 坪 (昨年 92.3 坪から +108.7 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 30.0 分 → 2021年 20.0 分、-33.3 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示