この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年1月〜12月期の由利高原鉄道鳥海山ろく線 (羽後本荘駅～矢島駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.9万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +21.2％( +1.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 57 件(１年前(2019年)に比べて +32.6％( +14件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 131.3 坪 (昨年 126.6 坪から +3.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。矢島駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは矢島駅で昨年に比べ +57.2 ％、坪単価は 3.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(矢島駅)は +57.2 ％(坪単価 +1.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(黒沢駅)は -83.8 ％(坪単価 -2.1 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 23.7 分 → 2020年 39.1 分、+64.8 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 7.0 ％ → 2020年 1.8 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった羽後本荘駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.8万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +17.8％( +1.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 47 件(１年前(2019年)に比べて +46.9％( +15件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった黒沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.4万円/坪(0.12万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -83.8％( -2.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 由利高原鉄道鳥海山ろく線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 羽後本荘駅 | 7.8万/坪 (101坪) | 6.7万/坪 (132坪) | 6.9万/坪 (127坪) |
| 薬師堂駅 | - | 4.6万/坪 (165坪) | - |
| 子吉駅 | - | - | - |
| 鮎川駅 | - | - | - |
| 黒沢駅 | 0.4万/坪 (34.8坪) | 2.5万/坪 (60.5坪) | - |
| 前郷駅 | - | - | - |
| 久保田駅 | - | - | - |
| 西滝沢駅 | - | - | - |
| 川辺駅 | - | - | - |
| 矢島駅 | 3.0万/坪 (289坪) | 1.9万/坪 (93.0坪) | 1.3万/坪 (114坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
矢島駅 3.0 万/坪(昨年同期比 +57.2 ％)
矢島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.0万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +57.2％( +1.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2019年)に比べて +28.6％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 289.4 坪 (昨年 93.0 坪から +211.1 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 21.6 分 → 2020年 109.4 分、+407.4 ％と大きく増加)
黒沢駅 0.4 万/坪(昨年同期比 -83.8 ％)
黒沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.4万円/坪(0.12万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -83.8％( -2.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 34.8 坪 (昨年 60.5 坪から -42.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 120.0 分 → 2020年 60.0 分、-50.0 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示