【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜3月期の東北新幹線 (新白河駅~福島駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.0万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -3.3%( -0.5万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 101 件(1年前(2021年)に比べて +13.5%( +12件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 150.7 坪 (昨年 127.9 坪から +17.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。新白河駅、郡山駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは新白河駅で昨年に比べ +52.3 %、坪単価は 6.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(新白河駅)は +52.3 %(坪単価 +2.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(福島駅)は -46.3 %(坪単価 -9.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 44.4 分 → 2022年 38.5 分、-13.5 %と減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった郡山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.6万円/坪(5.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +27.2%( +4.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 51 件(1年前(2021年)に比べて -15.0%( -9件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新白河駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.5万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +52.3%( +2.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 24 件(1年前(2021年)に比べて +118.2%( +13件/坪)と大幅に増加しています。)。
東北新幹線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新白河駅 | 6.5万/坪 (193坪) | 4.3万/坪 (163坪) | 6.0万/坪 (217坪) |
郡山駅 | 18.6万/坪 (111坪) | 14.6万/坪 (126坪) | 16.2万/坪 (134坪) |
福島駅 | 11.0万/坪 (199坪) | 20.5万/坪 (111坪) | 21.9万/坪 (122坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新白河駅 6.5 万/坪(昨年同期比 +52.3 %)
新白河駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.5万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +52.3%( +2.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 24 件(1年前(2021年)に比べて +118.2%( +13件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 192.7 坪 (昨年 163.5 坪から +17.9 %増)。
福島駅 11.0 万/坪(昨年同期比 -46.3 %)
福島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.0万円/坪(3.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -46.3%( -9.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 26 件(1年前(2021年)に比べて +44.4%( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 198.9 坪 (昨年 111.1 坪から +79.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 35.2 分 → 2022年 26.2 分、-25.5 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示