【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年10月〜12月期のJR筑豊本線 (若松駅～原田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.0万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -32.4％( -3.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 81 件(１年前(2018年)に比べて -38.6％( -51件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 138.3 坪 (昨年 111.1 坪から +24.4 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 10 駅。ほとんどの駅において下落した。勝野駅、天道駅、桂川駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは東水巻駅で昨年に比べ +171.8 ％、坪単価は 1.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(東水巻駅、勝野駅)は +127.0 ％(坪単価 +1.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(鯰田駅、原田駅)は -56.9 ％(坪単価 -10.2 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2018年 30.4 分 → 2019年 35.5 分、+16.8 ％と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 5.3 ％ → 2019年 4.9 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった本城駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.5万円/坪(5.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +11.3％( +1.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2018年)に比べて -80.0％( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東水巻駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.5万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +171.8％( +1.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR筑豊本線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 若松駅 | 12.9万/坪 (107坪) | 13.2万/坪 (116坪) | 18.1万/坪 (149坪) |
| 藤ノ木駅 | - | 9.3万/坪 (91.5坪) | - |
| 奥洞海駅 | 11.5万/坪 (59.0坪) | - | - |
| 二島駅 | - | 12.6万/坪 (191坪) | 22.0万/坪 (49.9坪) |
| 本城駅 | 18.5万/坪 (53.9坪) | 16.7万/坪 (93.6坪) | 24.1万/坪 (107坪) |
| 折尾駅 | 17.1万/坪 (92.4坪) | 19.3万/坪 (78.3坪) | 11.5万/坪 (87.1坪) |
| 東水巻駅 | 1.5万/坪 (112坪) | 0.6万/坪 (154坪) | 9.2万/坪 (163坪) |
| 中間駅 | 4.4万/坪 (79.4坪) | 7.6万/坪 (83.2坪) | 8.7万/坪 (242坪) |
| 筑前垣生駅 | 11.9万/坪 (109坪) | - | - |
| 鞍手駅 | 2.9万/坪 (115坪) | 3.6万/坪 (172坪) | 2.7万/坪 (101坪) |
| 筑前植木駅 | 0.8万/坪 (42.4坪) | - | 2.5万/坪 (175坪) |
| 新入駅 | 1.9万/坪 (307坪) | 3.3万/坪 (109坪) | 5.4万/坪 (90.8坪) |
| 直方駅 | 4.0万/坪 (212坪) | 8.1万/坪 (120坪) | 3.8万/坪 (249坪) |
| 勝野駅 | 3.5万/坪 (243坪) | 1.9万/坪 (234坪) | 4.5万/坪 (201坪) |
| 小竹駅 | 2.5万/坪 (146坪) | 2.3万/坪 (103坪) | 2.9万/坪 (89.5坪) |
| 鯰田駅 | 2.1万/坪 (72.6坪) | 4.9万/坪 (194坪) | 5.0万/坪 (120坪) |
| 浦田駅 | - | 13.2万/坪 (83.9坪) | 5.0万/坪 (363坪) |
| 新飯塚駅 | 7.9万/坪 (92.0坪) | 9.0万/坪 (104坪) | 7.8万/坪 (138坪) |
| 飯塚駅 | 4.3万/坪 (223坪) | 6.9万/坪 (157坪) | 9.5万/坪 (106坪) |
| 天道駅 | 6.3万/坪 (177坪) | 4.7万/坪 (108坪) | 5.5万/坪 (175坪) |
| 桂川駅 | 2.6万/坪 (154坪) | 1.9万/坪 (86.2坪) | 4.0万/坪 (52.2坪) |
| 上穂波駅 | - | - | - |
| 筑前内野駅 | - | - | - |
| 筑前山家駅 | 8.9万/坪 (109坪) | - | 11.4万/坪 (79.4坪) |
| 原田駅 | 13.6万/坪 (103坪) | 31.2万/坪 (65.4坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東水巻駅 1.5 万/坪(昨年同期比 +171.8 ％)
東水巻駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.5万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +171.8％( +1.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 111.9 坪 (昨年 154.3 坪から -27.5 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 13.0 分 → 2019年 16.0 分、+23.1 ％と大きく増加)
勝野駅 3.5 万/坪(昨年同期比 +82.2 ％)
勝野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.5万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +82.2％( +1.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2018年)に比べて -50.0％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 242.6 坪 (昨年 234.0 坪から +3.7 ％増)。
鯰田駅 2.1 万/坪(昨年同期比 -57.3 ％)
鯰田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.1万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -57.3％( -2.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 193.6 坪から -62.5 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 19.5 分 → 2019年 27.5 分、+41.0 ％と大きく増加)
原田駅 13.6 万/坪(昨年同期比 -56.4 ％)
原田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.6万円/坪(4.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -56.4％( -17.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 102.9 坪 (昨年 65.4 坪から +57.2 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 6.0 分 → 2019年 21.0 分、+250.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示