【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜12月期のJR後藤寺線 (新飯塚駅～田川後藤寺駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.3万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +37.2％( +2.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 85 件(１年前(2021年)に比べて -1.2％( -1件/坪)と僅かに減少しています。)。
平均土地面積は 156.2 坪 (昨年 135.1 坪から +15.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全体的に上昇基調。新飯塚駅、筑前庄内駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは筑前庄内駅で昨年に比べ +52.8 ％、坪単価は 1.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(筑前庄内駅、新飯塚駅)は +42.6 ％(坪単価 +1.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(船尾駅、田川後藤寺駅)は -25.2 ％(坪単価 -0.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.2 ％ → 2022年 5.9 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新飯塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.9万円/坪(3.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +32.3％( +2.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 45 件(１年前(2021年)に比べて +18.4％( +7件/坪)と好調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった筑前庄内駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.5万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +52.8％( +0.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
| JR後藤寺線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新飯塚駅 | 10.9万/坪 (170坪) | 8.2万/坪 (115坪) | 6.8万/坪 (158坪) |
| 上三緒駅 | 3.7万/坪 (96.2坪) | 3.4万/坪 (95.5坪) | 2.5万/坪 (187坪) |
| 下鴨生駅 | 2.1万/坪 (115坪) | 1.8万/坪 (143坪) | 2.6万/坪 (157坪) |
| 筑前庄内駅 | 1.5万/坪 (266坪) | 1.0万/坪 (72.1坪) | 4.4万/坪 (93.0坪) |
| 船尾駅 | 1.8万/坪 (78.7坪) | 2.9万/坪 (154坪) | 3.1万/坪 (163坪) |
| 田川後藤寺駅 | 3.2万/坪 (185坪) | 3.6万/坪 (211坪) | 4.4万/坪 (208坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
筑前庄内駅 1.5 万/坪(昨年同期比 +52.8 ％)
筑前庄内駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.5万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +52.8％( +0.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 266.2 坪 (昨年 72.1 坪から +269.2 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 43.0 分 → 2022年 16.0 分、-62.8 ％と大きく減少)
新飯塚駅 10.9 万/坪(昨年同期比 +32.3 ％)
新飯塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.9万円/坪(3.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +32.3％( +2.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 45 件(１年前(2021年)に比べて +18.4％( +7件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 170.2 坪 (昨年 114.7 坪から +48.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 28.2 分 → 2022年 24.2 分、-14.1 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 2.6 ％ → 2022年 6.7 ％)
船尾駅 1.8 万/坪(昨年同期比 -39.0 ％)
船尾駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.8万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -39.0％( -1.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 78.7 坪 (昨年 154.3 坪から -49.0 ％減)。
田川後藤寺駅 3.2 万/坪(昨年同期比 -11.5 ％)
田川後藤寺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.2万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -11.5％( -0.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 12 件(１年前(2021年)に比べて -33.3％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 185.4 坪 (昨年 211.1 坪から -12.2 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 22.1 分 → 2022年 33.4 分、+51.5 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示