【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年7月〜9月期のJR後藤寺線 (新飯塚駅～田川後藤寺駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.3万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -3.1％( -0.2万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 18 件(１年前(2021年)に比べて -28.0％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 110.1 坪 (昨年 135.7 坪から -18.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。田川後藤寺駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは田川後藤寺駅で昨年に比べ +13.1 ％、坪単価は 3.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(田川後藤寺駅)は +13.1 ％(坪単価 +0.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(下鴨生駅)は -22.0 ％(坪単価 -0.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 4.0 ％ → 2022年 16.7 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新飯塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.5万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -12.2％( -1.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 9 件(１年前(2021年)に比べて -25.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった下鴨生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.1万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -22.0％( -0.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて -25.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR後藤寺線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新飯塚駅 | 7.5万/坪 (128坪) | 8.6万/坪 (85.2坪) | 9.1万/坪 (159坪) |
| 上三緒駅 | 3.2万/坪 (76.8坪) | 3.5万/坪 (136坪) | - |
| 下鴨生駅 | 2.1万/坪 (134坪) | 2.7万/坪 (141坪) | 2.4万/坪 (85.8坪) |
| 筑前庄内駅 | - | 0.5万/坪 (103坪) | 0.11万/坪 (133坪) |
| 船尾駅 | - | - | 3.1万/坪 (163坪) |
| 田川後藤寺駅 | 3.8万/坪 (62.8坪) | 3.3万/坪 (264坪) | 5.3万/坪 (207坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
田川後藤寺駅 3.8 万/坪(昨年同期比 +13.1 ％)
田川後藤寺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.8万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +13.1％( +0.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 62.8 坪 (昨年 263.9 坪から -76.2 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 20.8 分 → 2022年 62.5 分、+201.2 ％と大きく増加)
下鴨生駅 2.1 万/坪(昨年同期比 -22.0 ％)
下鴨生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.1万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -22.0％( -0.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて -25.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 133.6 坪 (昨年 141.4 坪から -5.5 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 33.8 分 → 2022年 48.0 分、+42.2 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示