
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年1月〜3月期のJR後藤寺線 (新飯塚駅~田川後藤寺駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.7万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +24.5%( +1.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 24 件(1年前(2018年)に比べて +20.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 118.8 坪 (昨年 124.6 坪から -4.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。新飯塚駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは下鴨生駅で昨年に比べ +2474.9 %、坪単価は 5.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(下鴨生駅)は +2474.9 %(坪単価 +5.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(上三緒駅)は -66.3 %(坪単価 -7.1 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 5.0 % → 2019年 4.2 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新飯塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.1万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +32.0%( +2.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2018年)に比べて -15.4%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上三緒駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.6万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -66.3%( -7.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR後藤寺線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新飯塚駅 | 10.1万/坪 (123坪) | 7.7万/坪 (112坪) | 5.7万/坪 (96.8坪) |
上三緒駅 | 3.6万/坪 (133坪) | 10.7万/坪 (103坪) | 3.1万/坪 (134坪) |
下鴨生駅 | 5.2万/坪 (82.9坪) | 0.20万/坪 (49.9坪) | - |
筑前庄内駅 | 6.1万/坪 (112坪) | 2.3万/坪 (95.3坪) | 2.8万/坪 (9.1坪) |
船尾駅 | - | 0.5万/坪 (251坪) | - |
田川後藤寺駅 | 7.0万/坪 (177坪) | 3.0万/坪 (303坪) | 5.0万/坪 (111坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
下鴨生駅 5.2 万/坪(昨年同期比 +2474.9 %)
下鴨生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.2万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +2474.9%( +5.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 82.9 坪 (昨年 49.9 坪から +66.2 %増)。
上三緒駅 3.6 万/坪(昨年同期比 -66.3 %)
上三緒駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.6万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -66.3%( -7.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 133.1 坪 (昨年 102.9 坪から +29.4 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 12.0 分 → 2019年 30.0 分、+150.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示